やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (6.5) (ガガガ文庫 わ 3-15)
- 小学館 (2014年7月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (481ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094515015
作品紹介・あらすじ
文化祭直後、体育祭ストーリー&スペシャル
6巻の文化祭直後、体育祭のエピソードを文庫本一冊に収録。
文化祭が終わった後、城廻めぐりから来た依頼は、「体育祭を盛り上げたい」というもの。
奉仕部として手伝うことになった八幡や雪乃たちだが、そもそも体育祭実行委員長も決まっていない。
そこで担ぎ上げられたのは、文化祭でも実行委員長を務めた、あの相模南だった……。
TVアニメシリーズで著者自らが脚本を手がけた番外編「だから、彼らの祭りは終わらない」のサイドストーリーを文庫本用にディレクターズカットし、再構成した総集編として修正。同時発売されたドラマCD特装版で音声収録された9巻直後のクリスマスパーティーのエピソードの小説版も加えて収録。
感想・レビュー・書評
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相模南が実際に「あ~いるいる、そんなやつ」というキャラかどうかはともかく、そう思わせてくれるキャラクターではあった。
確かにこういう奴は存在するが、若干性格が極端ではある。
だが極端にした方が印象に残りやすく、文字しか書かれていないラノベにおいては、これくらいが個性を引き出しやすいのだろうか。
論理的な判断で行動をする八幡と、感情的な判断で行動するスクールカースト第2位陣の対比が印象的な巻だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ショートストーリーを繋げて繋げての短編集かと思いきや、本編同様しっかり重い内容でした。
時系列的には文化祭後の体育祭。野球でいうと投手が走者を残したまま早々にKOされた翌日にまた先発みたいな(?) つまりは相模再び、と+αの話です。
なかがきにもある「リアルとリアリティは違うんだぜ」まさに相模はそんなキャラですね。 -
短編とは思えない濃い内容だった。すごい殺伐とした運営だな
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時系列的に6.5なだけで、本編並に重い体育祭編だった。相模と周りとの関係に対して、結果的に何らかのテコ入れを果たしたのに対し、相模の比企谷に対する扱いが変わらない辺り、哀れに感じてしまうのは、筆者の構成力だろうか。おまけのクリスマス編も、これまでのおまけのような茶番な感じがしなくて良かった。
そういえば、材木座の存在に生理的鬱陶しさを感じなかったのは今巻が初だと思う。 -
内容のわりに頁数、多過ぎないか?と思ってしまいました。
もう少しコンパクトにしてほしかったです。
読んでも読んでも頁が減らなかった←
あとケンタのチキンとシャンメリーが恋しくなりました。 -
青春ものとして最高のシリーズだと思う。登場人物たちの不器用な青春がただただ愛おしい。10巻以降の後半戦、主人公は色々と決断に迫られそうだが、今まで通り、よろめきながらも乗り越えて行くことを期待。あと、幅広い読者に読んでもらうため、一般文芸としての再出版はどうでしょう?
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面白かった。
けど
またこれ?
って思いを抱いてしまった。
評するならもう一度全部読んで微妙な違い等を理解しなくちゃいけないんだろうけど、
ざっくりな目で見てしまえば
またイベントを仕切ることになって、
それがうまくいかなくって
どうしよう?
みたいな感じ -
やっぱり駄目委員長は駄目なままやった話。
手ぬるいんも相変わらずやけど、読み物としてはこんなもんなんやろな。