俺が生きる意味 6 新世界のレゾンデートル (ガガガ文庫 あ 9-7)

著者 : 赤月カケヤ

• 小学館 (2014年11月18日発売)

作品紹介・あらすじ

何も心配はいらない。未来は私たちの――

高校、水族館、百貨店と繰り返された惨劇により、現実世界では集団昏睡という異常事態が厳然と傷跡を残していた。その惨劇を生み出した首謀者は、摩響たち『神悠言』が神と崇める存在。奴らが世界滅亡を前に娯楽として始めた余興だったのだ。

その理由を知り、戦う敵を定めた斗和たちは世界滅亡の予言書を見せてもらうために神悠言の本部を訪れる。そこで知る見えない壁を作り出していた人物の正体。元凶の1人を巡り、滅びの未来を救うためそれぞれの想いが交差する。

そしてついに、現実世界すべてで人食いの化け物が跋扈するという絶望が始まる。

「さぁ、人間たちよ。最後で最高の刺激的な惨劇をはじめようか？ きゃははははははっ！」

空中に浮かぶ都市から響き渡る声が、想像を絶する惨劇のはじまりを告げた――。

惨劇は現実世界すべてを巻き込み絶望を生む。閉鎖空間をつくりだしていた人物の正体を知った斗和。そのとき彼がくだした決断とは！ そして斗和の“生きる意味”とは――。

絶望が絶望を呼ぶパニックホラーの最終巻！ 衝撃必至の結末を見よ！！

感想・レビュー・書評

[sanndaimeさんの感想 · 2017年6月21日]

長続きして欲しかった。

[yk27さんの感想 · 2015年3月27日]

今までの話は割と好きだったけど、今回はちょっと好きにはなれない。
キャラクターを意味もなく死なせ過ぎなのと、説明と回想が多すぎたのが特に駄目だった。
この作者さんの書く話は好きなので、また次の作品に期待してます。

[まりねさんの感想 · 2014年11月18日]

今までの話は一体なんだったのか……駆け足なのと、話が大きくなりすぎたのとで、ずっと実はこういう話だったんだよ！と説明を受けている気分になりました。前の巻まで面白かっただけに……なんとも言えません。