- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094515589
作品紹介・あらすじ
まちがい続け、いつまでも手の届かない答え
一色いろはの依頼を受け、バレンタインデーのイベントを手伝うことになった奉仕部。そのイベントには三浦や海老名、川崎などいつものメンバーも加わり、より大規模なものになっていく。穏やかで暖かな空気の中、だんだんと見過ごせなくなってくる小さな違和感、慣れないことで戸惑っているのだと自分に言い聞かせようとしても誤魔化せない気持ち。
本物から目をそらしてでも、この時間がずっと続けばいいのかもしれない--。
何も気づかないほうが良かったのかもしれない--。
提案される「彼女の相談、彼女の依頼」。
雪は静かに降り積もり、彼ら、彼女らの今という景色を変えていく。
感想・レビュー・書評
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話の終わりに向けた節目の一冊? 三人の関係が変化して行かざるを得ない中で、存外に余韻を残すラストに。昔の楽しかった頃が懐かしいけど、3人+αが葛藤しどのような選択をしていくのか、期待したいです。
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<b>叙述トリックぎりぎりを思わせる回りくどいセリフまわし</b>
川崎からの精一杯の自分への好意(サキサキ可哀想)、
由比ヶ浜、雪ノ下からの交錯しながらも向けられる自分への好意、
これらに向き合わずに、やんわりとした交流のなかに埋没させている。
ぼっちのヒッキーも葉山のような超上級者の対人(異性)スキルを無意識に実践していたことが明らかにされます。
違和感→残り僅かなぼっちスキルが「本物じゃない」警告を発しているかのよう。
平塚先生は成長と言い、陽乃さんは怒ってくれました。
ラストはアニメが早かったのですが、小説メディア向けのやりとりだと思います。
不明なところ
ラストは2月14日入試の日の話。でも、前日にガハマさんちに泊まったゆきのんがしっかり着替えておしゃれしているのはおかしくないですか?
着替えに帰って、陽乃さんねちねち言われるのはHP削られそうだし。 -
バレンタインをめぐる相談ではわいわいしながら、楽しいムード全開。
しかし、その後からシリアスムードが徐々に漂い始め、私的に気になっていた“とある問題×2”の回収にそろそろ手をつける感じなのかな。
“ずっとこのままではいられない”という点を再度読み手にも感じさせつつ、良いところで終わっていて、続きが気になります!!! -
バレンタインデーにどうやってチョコを意中の相手に食べてもらうか。
それに関する奉仕活動もありつつ3人の関係がもやっとしてきてるのがどうなるのか不安でしかない。 -
TVとおんなじとこで終わってるやん。
いけずやで。 -
最後の方、ダメだ。
私の頭が足りなくてついていけない。
名言することを避けながら
話しているからよりわかりづらいかな。
理解力を磨かねば…!
10.5に続きいろはすー(*´∀`)
なんかだんだん癖になってくる(笑)
そろそろ結末になっちゃうのかなー
終わらないでほしいなー -
俺ガイルの最新刊。バレンタインイベントの話と、奉仕部の3人で葛西臨海公園に行く話が描かれている。このシリーズはそろそろ佳境に差し掛かっており、バレンタインイベントで主要キャラが勢ぞろいし、みんなで楽しんでいる様子は、読んでいて哀愁を誘うものがある。この巻が出てから1年半以上経つのに続刊が刊行されないところをみると、この作品の終わらせ方に作者が相当悩んでいるのだろうな、と思う。奉仕部の3人の「本物」とは何なのか、彼らなりの結論を早く読みたい。
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もう揉め事もなく、残すは最後の八幡の選択だけ。2/14に3人で葛西臨海公園か、ひっぱるなー、いやいや、ここはひっぱるべきとこだ、許す、そして謹んで⑫を待つ(僕的には、いろは一択だけど)。バレンタイン直前菓子作りイベントで、レギュラー陣が大集合っていう設定は、アニメ制作側からの要望なんじゃないかと勘繰ってしまった僕は、もう根っからの八幡気質(アニメみてないけど)。
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前半は、相変わらずモテモテハーレムの比企谷八幡。
なぜ、八幡がこんなにモテるのかがわからない。もちろん、由比ヶ浜が八幡に惹かれるのは分かるけど。
後半にかけて一気に物語が動き出す。おそらく著者が温めてきた構想を放出するつもりだろう。シリーズも佳境に入っていくと思われる。
最後はカッコいい終わり方だといいな。
ここまで来たら、このシリーズ最後まで読みたい。