俺、ツインテールになります。 (12) (ガガガ文庫 み 7-15)

著者 : 水沢夢

• 小学館 (2016年10月18日発売)

作品紹介・あらすじ

ツインテールを揺るがす禁忌の属性襲来！

慧理那とイースナの友情の力で＜神の一剣＞の先鋒を撃破し、決意を新たにする総二たちツインテイルズ。しかし、アルティメギル最高位の科学者・マーメイドギルディの策謀は着々と進行していた。彼女が直々に強化を施した残存戦士・カメレオギルディは、恐るべき能力を発現する。カメレオギルディを一般兵士と侮って戦いに臨んだツインテイルズはまんまと術中にはまり、装着しているテイルギアのパーソナルカラーをメンバー同士でシャッフルされてしまう。
レッドが青色に、ブルーが黄色に――ギアの色が変わったツインテイルズは思うように力を発揮できなくなるばかりか、各々の性格までもが、元のカラーの持ち主に生き写しとなってしまう。しかも、変身を解いても豹変した性格は戻らず、総二たちの日常生活はカオスとなってしまった！
その混乱も収まらぬ中、さらに＜神の一剣＞からも恐るべき刺客が襲来する。それは、ツインテールの存在を揺るがすほどの禁忌の属性だった……！

体感する仲間の性癖！ 熾烈を極めてゆく戦い！ そして、来訪者の驚愕の正体とは！？ ツインテイルズよ、これまで育み高めた心の力で、強敵たちを迎え撃て！！

感想・レビュー・書評

[blackkittyさんの感想 · 2017年3月21日]

北欧神話由来の言葉が出てきますが、ライトノベル界だと一般教養なんですかね。
総二はツインテールだけなのに、愛香はなぜに貧乳に劣等感＝巨乳への憎しみを持つのかと。

[F.keyさんの感想 · 2016年11月8日]

クライマックス前に過去のボスラッシュってどこの○ックマンだ。でもベタなアツい展開、嫌いじゃないわ！ともあれ、そうも言ってられないくらいに大ピンチな幕引きでしたがどうなるのか。そして北欧神話関係の重要語句のルビが酷い。ここまで悲惨な当て字をされたラグナロクが過去あっただろうか(笑)本編前半のアルティメギルが講じた策は割と搦め手に感じたけど、基本脳筋しかいない印象のツインテイルズ側には効果的なようで。理性的なキャラはトゥアールなんだろうけど彼女の他のキャラクター性がどうしても勝ってしまっててなぁ。