デスペラード ブルース (ガガガ文庫 え 1-9)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094517668

作品紹介・あらすじ

己を取り戻すため、ならず者たちは牙を研ぐ

神座市という町で起きた一家殺害事件。
その生き残りである主人公・筧白夜はその記憶から逃れるように地元を離れ、建設現場で日銭を稼ぐその日暮らしを送っていた。
だが、その日常がある日突然壊される。
同じく、神座市出身だと名乗る、同僚の長谷川黒曜の登場によって――。

ヤクザの傘下でノックアウト強盗を働く、一河紺。
義足の殺し屋、柏葉吐月。
建設現場の警備をする、神座市出身の鮫島元春、鱶田不知火。
白夜たちを派遣している会社の社長と繋がる風俗嬢、舞浜歌織。

さまざまな人物たちの思惑は、狭くも広くも神座市に集約されてゆく。
それは、何者かの意思か、人間の生み出す引力か。

殺人、死闘、詐欺、ドラッグ、etc...
白夜は、いつしか神座市の覇権を巡る南雲、羅紋、御子神という三家の争いに巻き込まれ、かつて習得した殺人カラテを武器に、己の家族が受けた悲劇の真相へと迫っていく。

街を追いやられた男たちは、ふたたび人生という賭場を取り戻すべく牙を研ぐ。
鬼才が描く、新たなクライムサスペンスシリーズ、始動!


【編集担当からのおすすめ情報】
常に、スリリングな小説をお届けし続ける鬼才の新シリーズ!
ガガガ文庫では『鳥葬』シリーズ、『ボーパルバニー』など。
ハヤカワ文庫JAでは『我もまたアルカディアにあり』など。
幅広い作風でファンを魅了しつつけている作家の最新作。
今回は、街を取り合うクライムサスペンス。格闘小説としての一面もあり、とても美味しい一冊となっています。
シリーズ展開予定ですので、ぜひこのご機会に!!

感想・レビュー・書評

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  • 1巻丸々使った、長い長いプロローグだった。
    序盤は背景も着地点も読めないけど、3章から面白くなってくる!

  • ピカレスクもの。なんとなく読んだことのある雰囲気だな、と思ったらポーバルバニーの人であった。
    一応続きものだけど、どうするかねぇ。

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