- Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094518665
作品紹介・あらすじ
あの夏の、忘れ物を拾いにいこう。
インハイ予選を終えた7月。陽はチームの新キャプテンになった。
仲間とぶつかり合いながら切磋琢磨し、ともに高みを目指す日々。その姿はやけに眩しく、俺の心を揺さぶった。
そんなとき、野球部のエース、江崎が現れる。
「朔……頼む、野球部に戻ってくれ。どうしても、お前の力が必要なんだ」
――あの暑い夏の日。自分で止めた時計が、もう一度音を立てて動き出した。
これは、挫折と葛藤、そしていまだ胸にうずく“熱”の物語。
あの夏を終わらせて、もう一度、夏を始めるための物語。
感想・レビュー・書評
-
千歳がめっちゃヒーローしてる。何かに本気になって取り組んだことのある人には絶対刺さる話でした。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
青海陽
-
ラノベでこんなに熱いスポ根が見られるとは思ってなかった。陽も可愛くて、大満足!
-
熱い!とにかく熱い!陽が朔に「笑え!」って叫んでるところはつい涙ぐんでしまった。
陽のプレーで黙らせるというフレーズもかっこいい。 -
スポーツメインだが、スポーツ以外でも熱を帯びている印象。
スポーツに疎い私でも理解できる描写。
この巻を読んで購入を決意しました。 -
うわー、これはやばい!
こんなに何度も泣かされるとは思わなかった。
今までのお話でもクライマックスでは泣かされたんだけど、今回はやたらと胸に刺さってくる場面が多すぎてほんとやばい。
やっぱり部活モノって好きなんだよなあ。
今回のヒロインは陽。
どこまでもまっすぐ頑張る少女は見てるこっちにまでどんどん熱を伝えて来る。
朔やチームメイトだけでなく読んでいるこちらのハートにまで火を付けてくれる。
これは震えるよなあ。
陽は千歳を好きになるのも全力なのがとっても清々しい。
良いね。
それにしても毎回毎回ヒロインとの間のエピソードは、こんなんあったら絶対惚れてまうやろって言うのばっかりなんだけど、どうして千歳は踏み止まれるのか?
バカなの? チキンなの?(笑)
いやあ、青春だなあ。
さて次回は優空ちゃん回だろうか?
これまた一年の時のこととか今まで色々匂わされているので楽しみ。