むしめづる姫宮さん (3) (ガガガ文庫 て 2-13)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094518689

作品紹介・あらすじ

醜い自分、気高き自分。その狭間で。

天文部という居場所を見つけ、変わっていく凪。
それを見てもどかしい思いを抱える羽汰は美術部の門を叩く。



だが、自分にとって美術が本当にやりたいことなのか。
自分にできることなんて、この世に一つでもあるのだろうか。
羽汰にはそれが分からない。



かつてなりたかった自分。いつしか失われてしまった自信。今の自分。
もうその距離は、どうしようもなく離れてしまって。



体の色が変わってしまう美術部部長。
とある劇に固執する二人の演劇部員。
そして、どこかへ消えゆく姫宮凪――。



羽汰に憑いたメガネウラは、羽汰の何の想いに引き寄せられたのか。
逃げて、逃げて、逃げたその先に答えなんてものがあるのだろうか。



理想と現実の狭間に揺れる、ヒトと虫の魂がおりなす、とある青春の物語。

手代木正太郎の作品

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