封殺鬼 クダンノ如シ (中) (小学館ルルル文庫 し 2-11)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522211

感想・レビュー・書評

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  • 魔性、穂積妙子の正体に迫ろうとする桐子。
    その前に桐子と清香+妙子の女学生ライフは恋愛祈願の呪具(笑)を作ったり楽しそうです。
    事件とは別に頭の痛い問題も起きます。
    お見合い写真を持って京都より側近(片桐)現る。
    その中には桐子がよ~く知っている人物がいたりして大変です。
    志郎は志郎で弓生に尻を叩かれてもはっきりしません(爆)
    桐子を怒らせタマに呆れられ柳にまでぶたれる始末。
    桐子、清香、妙子の恋の行方。
    妙子の正体と陸軍将校である妙子の兄、穂積逸人の思惑とそれらが明らかになったときの桐子の判断は・・・。
    最終巻が待ち遠しいです

  • はい、きましたっ、中巻!!
    早かった~、嬉しい♪

    そして今回の衝撃はやっぱカグヤさんですなー。
    いやーまさかまさか、でした。
    志朗に会いにいくまで全く気づかなかったぜ・・・・・。
    桐子ちゃんに惚れちゃったかあ。
    なかなか楽しい展開です。
    まったくもってそーゆー感情に理解がついていってない桐子ちゃんでしたが、さすがに清香ちゃんの気持ちには気づいたようで。
    やっぱ経験がなによりものをいうってことなのかしら。
    にしてもほんっとかわいいわあ。
    今回はなんだか恋する乙女だらけでしたな。
    お守りと称して渡す恋のおまじない。なかなかにくい小道具だわ
    しかし、三人とも前途多難な気が・・・・・。
    志朗さん、理性より感情で動いていいんじゃないでしょうか。
    油揚げ浚われてからじゃ、ホントに遅いよ~。

    で、クダン、です。
    予知、かあ。
    赤い糸を吐く少女。こーれはやっぱ悲しい結末が待ってるんだろうなあ。
    しかし、おかしいと思わない国民、雰囲気でどんどん盛り上がってしまう国こそが怖ろしい、とは今もいえることで。
    私もそうだけど、どうしてこう流されやすいのか。
    軍部の暴走ってだけで説明しきれないものが、あの戦争にはあったのかも。
    結局責任の所在とかもろもろなしくずしになってるしねえ。
    今の原発問題となんら変わらないなあ。
    っと、いやいや、それはおいといて、次下巻、最終巻。
    どどどっと結末に突入するのか?
    志朗の立ち位置は変わらないのか?
    いろいろ楽しみにしております。

  • 春、だなあ。
    事件は少しずつ明らかになってるけど、それよりも…!!恋バナが進んでますよ!

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著者プロフィール

大阪生まれ。『出てこい!ユーレイ三兄弟(ブラザーズ)』でデビュー。ファンタジーとホラーのジャンルで活躍。「封殺鬼」シリーズ 、「カラクリ荘の異人たち」シリーズ、「九十九字ふしぎ屋 商い中」シリーズ、「あやかし同心」シリーズほか、著書多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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