封殺鬼 数え唄うたうもの (小学館ルルル文庫 し 2-13)

著者 :
  • 小学館
4.03
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本棚登録 : 106
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522648

作品紹介・あらすじ

大人気シリーズ、新イラストで新作登場!!

『本家』の二人の鬼・聖と弓生が使役の任から解放されて半年。相変わらず新宿で拝み屋をやっている野坂三吾のもとにある日、仕事の依頼が舞い込む。依頼主は女子大生、高階結衣。大学の探検サークルに所属している学生がつぎつぎに不審な死を遂げているので、助けてほしいという。三吾は二人とともに、調査を開始した。
事の起こりはサークルのメンバー九人が、『埋蔵金探し』と称して瀬戸内海にある恵比子(えびす)島の禁忌を破ったことだった。島の岬には七体の地蔵が並んでいて、その場所に近づいた者は、祟りを受け島に伝わる唄の通りの死を迎えるという。この島は潮の流れの関係で昔から水死体が流れ着くことが多く、地蔵はそれを供養するためのもの――だがなぜ、それが祟るのか。
謎を解明する過程で、三吾と二人の鬼は、島のもうひとつの言い伝えを知るが…!?

『薄桜鬼』などで大人気のカズキヨネを新イラストレーターに迎え、大人気シリーズの現代編新作がいよいよ登場!!

感想・レビュー・書評

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  • おもしろかった~!
    が、現代編の登場人物たちを殆ど覚えてない~!
    三吾ちゃんって誰だっけ?
    あれ?精霊鬼ってなんだっけ~??
    うーん、ま、いっか~っと読み進める。
    まあ、2人の鬼が分かってるからおっけーってことで!

    いやーまっすぐに殺しにきてるなあ、めっちゃこわい。トイレは怖かったー。
    聖が絶対たすけたいと思ってるのはあの女の子のことなのは
    わかっていたんだが、祟り方面に関係してる子かと思いきや・・・・。
    ヒトガタふたつ渡された時点で気づけよ私・・・・・。
    高階さんが女の子をぎゅっとした時点でよーやく気付いたなんて、
    観察眼、つーか推察力なさすぎだー。

    そーいや2人とも本家の使役じゃなくなったんだったなあ。
    まあ、とはいうものの縁が切れるわけでなし。
    達彦が陰陽師セブンのとこ否定しなかった、ってとこがメチャ笑った。


    祟りの裏に、もう一個の島の真実、がでてきたとこがおもしろかった。
    さっすが封殺鬼。
    にしても話すしゃれこうべはちょっと絵柄的におもしろすぎだ。

    ただそこに行っただけ。
    それだけで死に至る。
    そんな不条理があっていいのか。
    とはいうものの実際に多くの不条理な出来事が次々と起きてる昨今、
    修くんのセリフは、ちょっとあざとい感じもありつつも、
    素直にうなずきたいとこでした。
    なんかこーゆーひとことひとことにもいちいち考えちゃうってゆーか
    ひっかかっちゃうのは、今、だからなんだろーなー。

  • 現代編復活!面白かった。
    三吾と鬼二人の漫才も相変わらずで、そのほかの方々も健在で、本当に良かった、良かった。
    聖の傍若無人ぶりがさらにグレードアップしてて、振り回される三吾は貧乏くじ体質に拍車がかかっているような(笑)。
    今後も現代編が続いてくれるとうれしいです。

  • Kindle版を購入。

  • 封殺鬼シリーズの最新刊!!!やはり聖が事件に首を突っ込み、お人よしの野坂三吾が事件に巻き込まれる(笑)。弓生は聖に甘々で・・・・・。今回は瀬戸内海の小さな島を舞台に呪いやらなんやら・・・・・。相変わらずのドタバタです。

  • 変わらず貧乏くじな三吾に愛v

    久しぶりだからなのかなんなのか、聖、こんなキャラでしたか…?
    最後で許せないくらい面倒くさい感じに育ってた。

  • 2月11日読了。図書館。

  • キャンバス文庫の方も読みたいけど見当たらないよなぁ、どうすっかなぁ、というところ。

    今回はこわいなと思う箇所が所々。愉快な鬼たちの存在で忘れかけるけどこれ一応怨霊とか出てきちゃう話だったな、なんて。御坊は五芒星にも関係あるんじゃなんて深読みもしてみたりして。面白かった。

    今までルルルで出てた分はずっと楽しく読んでいて、也さんの絵もすごく好きだったからカズキヨネさんにかわってちょっと残念。わりと残念。内容とは離れるけれど、ヨネさんて基本的にデジタルでごまかしてるだけで素の画力ってそれほどでもないよなぁと思っていたのが今回のイラストで確信に変わった感じ。也さんと比較するとやっぱり見劣りするなというのが素直な感想。

  • 現代編のつづき!ものすごーく面白かった。三吾と達彦が良い味出していた。笑いをこらえるのが大変な1冊。

  • おおぉおお怪異ネタてんこ盛り!
    ユミちゃんがいちいち面白ハンサムで素敵です

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著者プロフィール

大阪生まれ。『出てこい!ユーレイ三兄弟(ブラザーズ)』でデビュー。ファンタジーとホラーのジャンルで活躍。「封殺鬼」シリーズ 、「カラクリ荘の異人たち」シリーズ、「九十九字ふしぎ屋 商い中」シリーズ、「あやかし同心」シリーズほか、著書多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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