恋愛相続人~花嫁は二度恋をする~ (小学館ルルル文庫 ひ 2-6)

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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522785

作品紹介・あらすじ

代理結婚式直後に未亡人に…!?

ノウル半島と西海のウェル島から成る、ノウルウェル連合王国。王家ルンダール一族は、ノウル本家とウェル分家に分かれて王国を支配していた。
両家の話がまとまって、ノウル家傍流の娘エストリッドとウェル島西部オルドリクの若き領主クラオスの婚約が整う。無理解な親や乳母に苦しめられていたエストリッドだが、クラオスの優しい手紙に心をひらいていき、結婚式までの1年にわたる手紙のやりとりで彼を唯一無二の夫と愛するようになっていた。
ついにオルドリクへ嫁ぐ日、迎えに来たクラオスの代人フェレルは貴公子然とした青年で、エストリッドは一瞬クラオスとまちがえてしまう。
エストリッドがフェレルとの代理結婚をすませてオルドリクに向けて出港する寸前、オルドリクから急報が届き、クラオスが海で遭難して行方不明だと知らされる。なんとしてでもクラオスを捜そうと決意するエストリッドだったが、フェレルは何故か態度を急変させ…!?
恋と陰謀の荒波に漕ぎ出すエストリッドの運命は…!?

感想・レビュー・書評

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  • フェレルがエストリッドの銀雪柳を持ち帰った人だというのは予想できたし、手紙の代筆もしていたことも予想はできましたが、結婚相手のクラオスが逃げちゃってて、エストリッドが彼を探す過程が長くて、もっと早くフェレルが代筆の相手だと分かる方がよかったなぁ。

    他の男を思い続けてたのに、最後代筆していたのが本当の相手だとしても、その相手が変わるってのは、微妙なところです。

  • ヒロインは気が強く、一途にまだ見ぬ領主クラオスを求め、探そうと必至なのだが、家令のフェレルは探すことに非協力的。
    そんな家令と角を付き合わせながらも、クラオスへの思いとは別に、家令フェレルが気になり始めるヒロインに読者の好みが別れる所。
    出てった男を思い続けるヒロインの空回りを読むのは、低年齢の乙女には辛いかも。ご注意
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3907.html

  • テンポがよくさくっと読めて良かった。
    主人公が意地っぱり健気でかわいい。

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