『千歳くんはラムネ瓶のなか5』SS冊子付き特装版 (ガガガ文庫)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 122
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094530056

作品紹介・あらすじ

チラムネ初の特装版!

『このライトノベルがすごい!2021』第1位の大人気作、初の特装版が登場!

これまで描かれてきた多数のショートストーリーを集約、かつ書き下ろし掌編を付けた、130PにおよぶSS冊子を同梱。

特装版カバーと小冊子カバーは、raemz描き下ろしの豪華仕様。

チラムネを語る上で必携の、SS(ショートストーリー)冊子付き特装版!

【編集担当からのおすすめ情報】
チラムネファン待望のショートストーリー冊子付き特装版です。
SS内に散りばめられた欠片から、ぜひ朔たちの想いを汲み取っていただければと思います。

感想・レビュー・書評

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  • うわーこれは辛い。切ない。
    だけど青春そのものだよなあ。

    巻としては夕湖回なのだけど、彼女だけでなく、これまでの巻のヒロインそれぞれが朔に対する気持ちと決意を夏休みのイベントの中で確かめていく展開。
    これまでにない恋愛メインの回で色んなエピソードをニヤニヤ楽しく読んでいて、このまま楽しい夏休みが続いていくのだろうなあと思っていたら、こうきましたか。
    いやあ、いきなりクライマックスだよ。

    一つの言葉、一つの選択が決定的に何かを変えてしまうことがある。
    それは怖いよね。
    それでもそのままでは居られない感情もあるのだ。
    夕湖は頑張った。
    朔も頑張った。
    それはもう仕方ないことなのだけど、これは辛いなあ。

    そしてラスト。
    ただ一人これまで語られてこなかった優空の登場はまるで真のヒーローのようだ。
    次巻が待ちきれない。
    早く彼らの青春の続きを!

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著者プロフィール

裕夢(ひろむ)
福井県出身の作家。『ラムネの瓶に沈んだビー玉の月』で第13回小学館ライトノベル大賞優秀賞を受賞。受賞作を改題したデビュー作、『千歳くんはラムネ瓶のなか』を2019年6月18日に刊行。

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