塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い (7) (ガガガ文庫 ガさ 13-10)
- 小学館 (2023年4月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094531213
作品紹介・あらすじ
佐藤さんとドキドキの「プチ同棲」生活!? 冬休み。カップルの鉄板イベント・クリスマスデートを終えて……佐藤さんと押尾君はいまだに初キスのタイミングを見失ったまま、あと一歩踏み出せないでいた。そんななか、夫婦旅行で両親不在になった年末。あまりの孤独でうっかり(一人だけの家に)押尾君を呼び出してしまった佐藤さんだったが、そこにーー「こんべるじゅ~、こはるお姉ちゃん、お久しぶりです」「ゆき、ね……ちゃん?」クール系従姉妹・雪音ちゃんが襲来!ちょうどやってきた押尾君も巻き込んで「プチ同棲」生活が始まってしまう。家出してきた雪音が無表情の下に隠した事情を心配しつつも、それはそれ。ふって湧いたひとつ屋根の下の同居生活、内心浮かれないわけもなくーー。「颯太君は、本当に鈍いね」(え? え? え? こはるさん!?)「私が言ったのは、颯太君にだったら大丈夫って意味なんです、けど……?」糖度120%の甘々青春ラブコメ、今回はついにふたりが、あの一線を越える……!?
感想・レビュー・書評
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【Bookwalker】夫婦旅行で両親不在となった佐藤家。佐藤さんは孤独のあまりうっかり押尾君を呼び出してしまい、ついに二人だけの夜を過ごすのか…?というところで従妹の雪音が突然やってくる今回です。年末年始をともに過ごすこはると颯太の仲睦まじい様子と、雪音が抱える事情に真摯に向きあう二人の姿に心温かくなります。今回、雪音を中心とした物語の展開の巧さは過去最高ではないかと感じました。さて、キスをするタイミングを計っていた二人ですが、雪音のアシストで思わぬ形ですがそれが叶ってしまいました。このことが二人の関係にどう影響するのか。続きを楽しみにしています。
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