DVD BOOK 春風亭一之輔 十五夜: 一之輔独演会 四十五席

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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094803877

作品紹介・あらすじ

春風亭一之輔独演会映像45席を一挙公開!

「1公演で大ネタをひとつネタおろしで演じること」を自ら決めて臨んだ独演会。

始まりの2014年は、1日の公演で3席。2年目には2日間の公演で合計6席…と、年を追うごとに公演日数を1日増やし、5年目で15席、全部で45席を熱演。

それぞれの高座の「まくら」もほぼそのまま収録。よみうり大手町ホールの臨場感が丸ごと伝わってきます。

特にネタおろしは、二度と見られない貴重な映像。

一之輔・36歳の『文七元結』、38歳の『柳田格之進』、40歳の『中村仲蔵』など、大ネタの数々が、これからどのように進化し、熟成していくか、その記念すべき初高座を是非この映像でご堪能あれ。

解説本も充実。
ネタおろし15席をやり遂げた一之輔が胸の内を語るロングインタビューや、『落語一之輔十五夜』を1年目から見守ってきた長井好弘による演目解説も読み応えあり。

また、一之輔写真の第一人者・キッチンミノルによる写真も迫力満点。


『落語一之輔』を見逃したファンはもちろん、全ての落語ファンにオススメ。早期購入者特典として、同梱のハガキで令和2年3月31日まで応募した方に直筆サイン色紙と特製手ぬぐいを贈呈。




【編集担当からのおすすめ情報】
春風亭一之輔師匠の魅力が、たっぷり詰まったファン必見の45席です。

名人でも新人でも、ネタおろしは一生に一度しかありません。
その貴重なネタおろしが、全て大ネタ。しかも15席収録。
絶対見逃せません。

今後、一之輔師匠がこれらのネタをどのように熟成させていくか、ファンとしては興味のあるところですが、それを知る上でもネタおろしの映像は、重要な記録といえます。

また、一之輔師匠が、ぽろり本音を語るロングインタビュー付きの解説本も大変面白い出来。

さらに見応えがあるのは、一之輔師匠のめまぐるしく変化する表情をとらえたキッチンミノル氏の写真。表現の豊かさはここにあったと再認識。

ちなみに5年間をまとめた映像ということで、少し違った楽しみ方もあります。

一之輔師匠も撮影されていることを意識して、わざと「この年に痛風になった」など、自分の変化や社会の動きについてコメントしてます。その年その年の事象に合わせた「まくら」もまた傑作です。

そして、圧巻は大ネタを熱演する一之輔師匠の迫力。

編集担当の私自身、画面チェックをしている最中、さげを知っていながら「鼠穴」に出てくる兄の所業に心底腹を立ててしまいました。
聞き手を引き込むあの話術。
「師匠、お見事」としかいいようがありません。


DVD15枚セットになるため、やや高額に感じるかもしれませんが、この独演会を全部見に行ったとして木戸銭を計算すると、1万ほどお得。

豪華化粧箱にも入ってますので、決して高くはないと思いますよ。
繰り返し楽しめますから。

落語ファンのかた皆さんにオススメします。

著者プロフィール

噺家。日本大学芸術学部卒業後、2001年5月に春風亭一朝に入門。前座名は「朝左久」。2004年11月、二ツ目に昇進し「一之輔」と改名。秀逸な芸で人気が高まり、2012年3月、異例の21人抜きで真打昇進。得意ネタは「初天神」「鈴ヶ森」「青菜」など。若手No.1噺家の呼び声高い。現在FMラジオ『SUNDAY FLICKERS』でパーソナリティを務めている。

「2015年 『春風亭一之輔 落語のたくり帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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