ミュシャ アール・ヌーヴォーの美神たち (ショトル・ミュージアム)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 70
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784096060087

作品紹介・あらすじ

海外美術美

アール・ヌーヴォー様式の代名詞のようにして語られることが多いミュシャ。舞台女優サラ・ベルナールの芝居のポスター、お酒や煙草やチョコレートなどの広告ポスター、それに豪華本の挿絵など、彼のグラフィック・アートの作品は、アール・ヌーヴォー様式の特徴をすべてそなえている。ボヘミアンな芸術家にしては珍しく、妻以外の女性関係がほとんどないと思われてきたミュシャにも実は同棲していた愛人がいた。 というエピソードを軸にミュシャとそのモデルとなった女性たちをテーマにした。彼は絵を創作する際に自らモデルの写真を撮ってからデッサンしたという。貴重なモデル写真の数々をとりあげながらミュシャの生涯を、多くの知られざるエピソードを散りばめながら語ってゆく。 100点以上の代表作を紹介すると同時に、図版を部分拡大し、美しい女性ばかりを描いたミュシャの作品の細部にいたるまで堪能する構成となっている。チェコでは、ミュシャの作品は美術館だけでなく、街の中で気軽に出会える。そうした場所を紹介すると同時に、パリや日本でミュシャの作品が見られる美術館を紹介。プラハ市内の地図と各美術館の住所、開館時間、交通手段などの情報をも収録している。

感想・レビュー・書評

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  • ミュシャの一生は意外と謎が多いことを知った。歴史とミュシャの絵が学べる一冊。

  • ミュシャの生涯と絵を堪能したいのでしたら、お値段も軽さも内容も秀逸なこの一冊をおススメします。お部屋にチェロを弾く女性の絵や、ビザンチン金髪の女性の絵を飾っているのですが、その由来などが知れて嬉しかったです。アールヌーボー大好き人間は凄く楽しめるでしょう。

  • 解説も多くてよかったです

  • 幼いころ性格的に影響を受けたのが映画「無責任男」シリーズなら
    絵的に影響されたのがミュシャでした。
    アラベスク紋様の美しさ、広告としての優秀さなど、私を虜にする1冊。
    物理的に軽い本デだけど、ミュシャ自身の歴史とかも書かれてるし作品もたくさん掲載されていて入門本としてはお薦め。

  • アール・ヌーボーの代名詞 ミュシャの作品が紹介されている。<br />モデルの女性の衣装やアクセサリー、背景の意匠や飾り罫など、どこをとっても優美そのもの。<br />これだけ時代が経っても愛されるのは、やっぱり自然や植物をモチーフにしているからかも知れない。また、ミュシャの広告(ポスター)表現のテクニックは、現代でも十分通用するテクニックだと思う。<br />色々と学ぶポイントがありそうなので、研究してみたいと思う。

  • 【NDC-723.348】(134p ; 21cm)
    収録画はミュシャの有名どころのもの。文題は「ミュシャとアールヌーヴォー」「ミュシャの生涯と作品」(島田紀夫)
     ミュシャの全体的な空気や印象を掴むに適切な一冊。

  • 中学以来の大好きさん。

  • 好きなミュシャの本。軽いけど絵もいっぱい載っていて、ミュシャ自身もきちんと順を追って説明されているので、手軽に読むのには良いと思います。

  • 世界で一番好きな画家。四つの花の百合が一番好き。四つの時の流れとか四つの星とか語りだしたらきりが無い。もう少し作品がいっぱい載っていたらな〜と思うので-1★

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著者プロフィール

美術評論家

「2019年 『印象派と日本人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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