千変万化に描く北斎の冨嶽三十六景 (アートセレクション)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 83
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784096070222

作品紹介・あらすじ

『冨嶽三十六景』が、「三十六景」と題しながら、実は46図あることは知られていない。本書は全図を収録し、描かれた景観に隠された北斎のねらいや、人物のしぐさ、図像について、一図一図読み解くものである。

感想・レビュー・書評

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  • 登録番号:0141920、請求記号:721.8/Ka88

  • 解説コンパクト。もっとKWSKよろしく。

  • 入門書として最高。北斎の基礎的知識が理解できた。

  • 図書館で借りてきて読んだ。
    購入したい。オアゾの丸善で平積みになっていた。

  • 『冨嶽三十六景』が実は46図ある、ところから始まり1枚ごとにフルカラーにて解説。
    なかなか知ることの無い北斎の娘(画家)のエピソードなどのコラムも面白かった。良い入門書。

  • 北斎なら、先ず、このシリーズ。
    彼の「カメラ・アイ」は驚くほど。
    (天王星の影響が強い人だったのではないか)
    。。と、アストロ的には思います。

  • 2008.4.21

  • <strong>北斎の繊細なタッチは日本そのもの。</strong><br>
    特に、海外における日本美術のそのもの。北斎を知らずに、今まで生活してきて、少々、情け無いと思っている今日この頃である。

  • 富士山が横っちょにあったり、中心から少しズレた場所にあったり、ちっこかったり。北斎は画家というよりデザイナーと思えた一冊。このサイズでこの図版サイズは満足。

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著者プロフィール

1959年生まれ。国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授。
専門は日本近世絵画史。
著書に『広重と浮世絵風景画』(東京大学出版会、2007年)、『カラー版 浮世絵』(岩波新書、2008年)、『浮世絵出版論―大量生産・消費される〈美術〉―』(吉川弘文館、2013年)などがある。

「2017年 『鍬形蕙斎画 近世職人尽絵詞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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