新編 日本古典文学全集63・室町物語草子集

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  • Amazon.co.jp ・本 (502ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784096580639

作品紹介・あらすじ

昔話の源流、不思議で心躍る中世庶民のファンタジーを原典で読む!

室町物語は絵本や絵巻、また寺社での絵解きを通じて、中世後期の庶民に愛された物語群をいいまs。作品には数点の絵を含み、素朴で親しみやすい語り口で、内容は現在のおとぎ話のルーツにあたるものから、昔話、伝説、寺社の縁起まで、さまざまなものがあります。 信濃の片田舎に住む破天荒な不精者ものくさ太郎は、実は美男で和歌の名人、しかも恋の駆け引きも……という「ものくさ太郎」。源頼光と四天王の凄惨な鬼退治を、迫力満点の絵とともに描く「酒伝童子絵」。そのほか「文正草子」「御曹司島渡」「猿源氏草紙」「橋立の本地」「和泉式部」「一寸法師」「浦島の太郎」「磯崎」「熊野本地絵巻」「中将姫本地」「長宝寺よみがへりの草紙」という13作品を、バランスよく収録しました。

感想・レビュー・書評

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    https://japanknowledge-com.ezproxy.kyoritsu-wu.ac.jp:2443/lib/display/?lid=80110V00630001

  • 刀剣乱舞→童子切安綱→酒呑童子 の順番で嵌っていったので。
    それから、驚かすために着けた鬼の面がひっついてとれなくなった『磯崎』も、冒頭部分は面白かった。

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著者プロフィール

東洋大学名誉教授

「2016年 『災厄と信仰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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