空海 五大の響き

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784096822913

作品紹介・あらすじ

空海は、いまも生きている

日本の文化・精神史に大きな足跡を残し、全国に根強い弘法大師信仰が生きつづける「知の巨人・空海」。
高野山に生まれ育ち、この空海の軌跡を半世紀にわたり映像化し続けてきた写真家・永坂嘉光が、スピリチュアルで荘厳な作品の数々により“いまに生きる空海像”を描き出す。
密教の根本道場である東寺・高野山をはじめ、空海の生誕地から深山の修行の地、2年を過ごした唐(中国)の地も取材。帰朝後14年を過ごした神護寺も含め吉野、天川などゆかりの地の風景や秘仏には空海の気配がたしかに写しとられている。
本書のため東寺講堂の立体曼荼羅や伝真言院両界曼荼羅を撮り下ろし、高野山の記念行事も新撮。代表作と新作140余点、謎と伝説に満ちた空海像と空海の思想の根源「五大―地・水・火・風・空」のイメージを、豊かに思い描かせる圧巻の一冊。


【編集担当からのおすすめ情報】
高野山で長年修行されている高僧をして「こんな景色がここにありましたか!」と驚かせる永坂作品。歴史ある堂塔や、雄大な自然がみせる四季の風景美だけでなく、聖地に漂う霊気のような見えない気配まで捉えてしまう、類い稀なる写真家だからです。半世紀にわたり追い続けてきた”生きている空海”の世界を凝縮させた一冊をご堪能ください。

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著者プロフィール

高野山に生まれ住みながら1971年から高野山をライフワークにして
55年間撮影を続けている。 現在は高野山とかかわる地域や宗教・
文化・自然をテーマに各国を撮影中。
2004年日本写真芸術学会芸術賞、 2007年(社)日本写真協会作
家賞、2009年和歌山県文化功労賞、 2015年高野山文化賞、文化
庁地域文化功労者─文部科学大臣表彰受賞。2019年4月、日本写
真芸術学会功績賞。 元大阪芸術大学教授(52年勤務)。

「2023年 『高野山の四季 2024』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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