永遠のソール・ライター

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本棚登録 : 491
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784096823255

作品紹介・あらすじ

NYが生んだ伝説の写真家が見た世界

「カラー写真のパイオニア」、写真家ソール・ライター。NYの日常風景を天性の色彩感覚と構図で切り取ったスナップ写真は、世界中に驚きと賞賛をもって受け止められ、2017年に日本で開催された作品展も大成功を収めました。
本書では、世界初公開となる豊富なスナップ写真群と、セルフポートレート、最愛の妹や女性のポートレートを収録。ライターが暮らしたニューヨークの街並みへの優しい視線、身近な人に向ける親密なまなざしを、作品を通して感じることができる写真集です。
2020年1月より東京・Bunkamura ザ・ミュージアムで、4月より美術館「えき」KYOTOで開催される作品集の公式図録にもなっています。

【編集担当からのおすすめ情報】
ライターの妹デボラや、最愛のパートナー・ソームズのポートレートは、街のスナップとはまた違う親密さを感じます。ライターと言えばNYの街並みを写したスナップが有名ですが、ポートレート群にも注目です。

感想・レビュー・書評

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  • kankankawaiさんの本棚をみて、興味を持ちました。

  • スナップも、セルフポートレートも、デボラもホームズもどれも素敵過ぎてため息ばかりでした。
    写真展行きたかった…
    ソールライターの全ても楽しみ。

  • 「永遠のソール・ライター」展巡回先情報 | アンコール開催 ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター | Bunkamura
    https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_saulleiter_encore/topics/kyoto.html

    永遠のソール・ライター | 小学館
    https://www.shogakukan.co.jp/books/09682325

  • 対象から距離を置いて、覗くように撮る写真。
    世界とそのように接する。

    繰り返し示される言葉の、野心のなさ、韜晦との関係を思う。人と作品みたいなアプローチで解釈するのはダサいような気もするが、そういう本として編まれているのだから、どうしてもそうなる。

    縦位置の写真がほとんど。自写像の章を見ると、左目でファインダをのぞき、左手でカメラを掴んで、右手を下げて撮っている。眼鏡をしている。右目は閉じている。

    コンタクトシートを見ても、ほとんどトリミングしていないようだ。スライドの構図の決まり方もすごい。



  • 渋谷での展示会で購入。
    表紙の『帽子』はもちろん、見つめていると静かな物語が展開されていくような叙情的な作品ばかり。に、しても、表紙の作品が、『帽子』なのもすごいと思う。いい。

  • 写真展でこんなに惹きつけられたのは初めて。
    物語を感じさせる。

  • Bunkamuraギャラリーで開催された展覧会の図録も兼ねるが、時代、カラー/モノクロ、妹、恋人など対象が異なっても見応えある写真ばかり。

  • 全ての写真がとても好きです。
    ほとんどの写真がソールライターさんの近所で撮られたもの。
    特別なところに行かずとも、これだけ心が動かされる写真技術に脱帽です。

    日常の中の幸せを探求していたんだろうなと想像します。
    平凡な日々が愛おしく思えるような、とても良い写真集です。

  • 私は単純なものの美を信じている。
    もっともつまらないと思われているものに、興味深いものが潜んでいると信じているのだ。

    世界は他人への期待で満ち溢れている。期待を無視する勇気があれば、面倒を楽しむこともできる。

    神秘的なことは、馴染み深い場所で起こる。なにも、世界の裏側まで行く必要は無いのだ。

    ぽつぽつと言葉。そして写真。
    すげー染みる

  • 美しい被写体がいて、切り取って見せてくれる
    雪の中の赤い傘、信号の青
    クルマや曇りガラスの合間の横顔
    ヌードは分からなかった

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