- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784097250388
作品紹介・あらすじ
白くま兄弟の小さな冒険と家族の温かな物語
しろくまのきょうだい トーリャとパーフカが
とってもたのしみにしている、年にいちどのセイウチまつり。
でも、ちいさないもうとのミーンカがびょうきで、
おまつりにはいけないっておかあさんがいうのです。
そこでふたりは・・・・・・。
白くきらめく氷の世界と、しろくま家族のあたたかな物語。
感想・レビュー・書評
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最初はしろくま兄弟の顔が妙にリアルだなと思っていたけど、読みすめると繊細な感情の表現や表情の変化にじっと見入ってしまう。ストーリーが暖かい内容なの良かったと思う。
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しろくまきょうだいのトーリャとパーフカが楽しみにしているセイウチまつり。セイウチのお肉をたらふく食べるおまつりみたいなんですが。
でも、妹が熱を出して行けなくなってしまいます。
「なくな パーフカ!ぼくたちだけでいこう!」
ずいぶん遠い道のりを歌と楽しみな気持ちで歩いて行きます。
まっさおな美しい空が夕暮れて、月の明るい夜へと移り変わっていく絵がステキです。
読み返して、二匹が妹のことを大切に思っている場面に出会えました。 -
セイウチまつりが楽しみな、しろくまの兄弟トーリャ、パーフカ。
妹のミーンカが熱を出してしまい、今年は行けないと言われる。
お母さんに内緒でこっそり二人だけでセイウチ浜へ向かう。
無事たどり着いて、お祭りを楽しみ、ミーンカへのお土産も買って帰る。
帰り道は迷いそうになったけれど、なんとか家に帰る。
入口でお母さんが待っていて、怒られるかと思いきや、心配している。
ミーンカにお土産をあげて、夜遅くまで今日の話をして聞かせるのだった。 -
寒さを感じる氷の世界なのに、クマの兄弟や家族の暖かさが身に染みる。
とにかく絵が繊細で美しく、ずっと眺めていたくなる。
図書館で借りて読んだけど、自宅用に買うつもりだ。
夏の暑い時期、目からも涼を得られる良い一冊。 -
しろくま兄弟の初めての冒険を描いた作品。
不安ながらも弟と自分自身をも鼓舞しながら前に進んで行く様子、お祭りのとても楽しい様子が文章だけでもすごく伝わってくるところ、残ったお金で妹にお土産も忘れないお兄ちゃんたちの優しさ、冒険のことを楽しくお話する様子も絵からとても伝わってくるところなど、全てが素晴らしい◎
勝手に出かけた子供たちを怒らず、時間関係なく話を聞いてあげるお母さんに親として学ぶべきこと多々◎あのお母さんあっての子供たちが楽しそうに冒険の話をする表情が生まれるんだなと感慨深い一冊◎ -
6歳8ヶ月の娘
3歳8ヶ月の息子に読み聞かせ
庄野さんのイラストすき…
セイウチまつり
ってのがもう
ツボ
んでもって
妹かわいい
お母さん
よく怒らなかった
すごい -
しろくまの小さな兄弟が遠方の「セイウチまつり」に2人で行くことに。楽しさと不安いっぱいの大冒険!
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庄野ナホコさんのしろくま!!
待ってました。
とってもいいと思います。
展開もよかった。
おかあさんが優しいし、兄弟もかわいい。