オオムラサキと里山の一年: 夏の雑木林にかがやく、日本の国蝶 (小学館の図鑑NEOの科学絵本)
- 小学館 (2022年7月6日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784097251637
作品紹介・あらすじ
素晴らしき日本の自然「里山」のシンボル 自然が豊かな、里山の雑木林でしか出会えない、大きくて美しいチョウがいます。その大きさと輝くような紺色の美しさは、見た人の心に強く焼きつきます。オオムラサキは、日本の国蝶にも指定され、雑木林を代表するチョウですが、美しい成虫たちの命は一瞬の夏ともに尽きてしまいます。けれども、次の世代の幼虫たちは、ゆっくりと育っているのです。しかし、そんな幼虫たちに、天敵が容赦なく襲いかかり、多くの幼虫が命を落としてしまいます。木々が幼虫を育て、それを食べて天敵も生きる。それが、自然のありのままの姿です。豊かな自然があれば、オオムラサキは食べ尽くされることはありません。オオムラサキの一生を通して、素晴らしき日本の自然「里山」を考える写真絵本です。【写真と文】筒井学(つついまなぶ)1965年北海道生まれ。1990年より東京豊島園昆虫館に勤務。1995年から1997年まで昆虫館施設長を務める。その後、群馬県立ぐんま昆虫の森の建設に携わり、現在、同園に勤務している。昆虫の生態・飼育・展示に造詣が深く、昆虫写真家としても活躍している。 【編集担当からのおすすめ情報】 作者が長い年月をかけ、一年間かけて成長するオオムラサキの一生を追いかけました。成虫の美しさはもちろん、幼虫のかわいらしさも魅力的です。また、幼虫で越冬するなど、不思議な生態も紹介しています。
感想・レビュー・書評
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我が家にも レモンの木に沢山のアゲハ蝶が産卵に訪れますが、雑木林でしか会えない こんな綺麗な蝶がいるのですね
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