君といたとき、いないとき: With My Little Moon

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097272205

作品紹介・あらすじ

見えないということは、存在しないということだろうか?覚えてさえいれば、それは永遠に存在するものだろうか?ときに明るく、ときに暗く、満ち欠けをくりかえす月のように、人生はときにうれしく、ときに悲しく、出会いと別れをくりかえす。月と少年-悲しみを優しさが包みこむ物語。

感想・レビュー・書評

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  • 月が空から落っこちて、あろうことか、記憶喪失になってしまった! 月がなくなってうろたえ、人工の月を安直にもてはやす人間たち。
    月と同時にベランダから落ちた人と、月を見つけて世話をした子とは、何の関係もないのか…。

  • 切ない気持ちになりつつも、温かみもあり、絵本ならではの感情を味わえた。

  • とても切なく優しい絵本。
    見えないということは存在しないということなのだろうか。ということを問う。
    死について思ったときも、似たようなことを考える。
    この世にはいない、だけど心の中にはいる。
    見えないけれど、しっかりと存在している。

    本物の月が落ちて、人工の月が大量生産された街で、孤独な月と孤独な少年は出会う。
    理解されなくても傍に寄り添い、そしてまた月が空に還る時が来る。
    見えなくても、存在している。
    いつも光が少年を照らしている。

    詩的で、読むときどきで印象が変わる、素敵な絵本です。

  • とても不思議な世界観。
    月が量産された世界のお話。

  • 優しい絵と、不思議なお話。

    繰り返すフレーズが心地よい

    落ちてきた月と過ごす少年のお話

  • 3部作の2作目。1作目と違って内容も絵も切ない。

  • 大人の絵本。メタ構造でむつかしい。月を愛でる気持ちを失うとき、何が起こるか。

  • 優しい絵本。タイトルのイメージには、いい意味で裏切られました。

  • 本棚整理中に、マイ本再読。
    幾米(ジミー)さん作品が大好きだった頃を懐かしく思い出しました。

  • 孤独な少年と月との温かい関係に心切なくなりました。

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