君といたとき、いないとき

  • 小学館 (2001年10月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (120ページ) / ISBN・EAN: 9784097272205

作品紹介・あらすじ

空から落ちた月と少年が出会った。人工の月があふれる街で淋しかった二人は互いに心を許していく。共に過ごす幸せな時間。やがて別れの日はくるが…。「ひとりじゃないよ」という優しいメッセージが伝わる大人向けの童話。

感想・レビュー・書評

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  • この絵本はファンタジーでありながら、現実として刺さる。少年と月の関係は、見ているだけで泣けてしまう。子供の頃寂しいとき、何かで心を埋めたような懐かしい感覚。少年の心が痛いほど分かる。出会って、お互い温めあっても、それはいつまでも続かない。受け止め方は様々。孤独の中から光を見出すお話しなのだと思います。でも、自分はやはり孤独を感じてしまった。風は、ときに心をゆらすけれど、黒い雲を吹きはらってもいく。そして月は空からいつも優しく君を見守る。偶然目に留まった本、素敵な本に出会った。

  • 月が空から落っこちて、あろうことか、記憶喪失になってしまった! 月がなくなってうろたえ、人工の月を安直にもてはやす人間たち。
    月と同時にベランダから落ちた人と、月を見つけて世話をした子とは、何の関係もないのか…。

  • 切ない気持ちになりつつも、温かみもあり、絵本ならではの感情を味わえた。

  • とても切なく優しい絵本。
    見えないということは存在しないということなのだろうか。ということを問う。
    死について思ったときも、似たようなことを考える。
    この世にはいない、だけど心の中にはいる。
    見えないけれど、しっかりと存在している。

    本物の月が落ちて、人工の月が大量生産された街で、孤独な月と孤独な少年は出会う。
    理解されなくても傍に寄り添い、そしてまた月が空に還る時が来る。
    見えなくても、存在している。
    いつも光が少年を照らしている。

    詩的で、読むときどきで印象が変わる、素敵な絵本です。

  • とても不思議な世界観。
    月が量産された世界のお話。

  • すごく良い!
    今まで読んだ絵本の中で,最高と思ったもののひとつになった。

  • 優しい絵と、不思議なお話。

    繰り返すフレーズが心地よい

    落ちてきた月と過ごす少年のお話

  • 3部作の2作目。1作目と違って内容も絵も切ない。

  • 大人の絵本。メタ構造でむつかしい。月を愛でる気持ちを失うとき、何が起こるか。

  • 優しい絵本。タイトルのイメージには、いい意味で裏切られました。

  • 本棚整理中に、マイ本再読。
    幾米(ジミー)さん作品が大好きだった頃を懐かしく思い出しました。

  • 孤独な少年と月との温かい関係に心切なくなりました。

  • そばにいる誰かが月になってて。
    明るさが微妙に変化しているような気がする絵本。

  • 三部作の2作目。思わず泣いてしまいそうになった。こういうお話に弱いのです……。月と少年の平和な日々が永遠に続けば良いのに思いつつ読み進めました。柔らかな絵がさらに物語に輝かせているな〜と思いました。優しさと哀しさが溢れる哲学絵本。三部作と知らず本作を読んだので、1作目の『君のいる場所』も読みたいと思います。

  • オトナ絵本。絵をとても贅沢に使っていて、絵から伝わってくるものが
    文字よりも多い。優しい気持になれる絵。だけど、ほんのすこうし切なさがきゅっと胸をしめつける極上のさじ加減。

  • 温かく落ち着きます。
    とにかく絵が素敵です。

  • 月は、窓のそとからよく知った風景をみつめて泣いて、
    少年も壁によりかかって、大きな声で泣いて・・・・
    ・・・・・ちゃんと別れを受容して、前に向かいます。

  • 大好きなジミーさんの絵本。文章はあまり多くはないのに気がつくと話に引き込まれている。読むときの気分、感情によって色々なことを感じることができる作品ばかりです。
    このお話は悲しくて切なくて・・・でもどこかやさしい、あたたかい物語です。

  • 台湾の絵本作家・ジミーさん。原題は、「月亮忘記了」

  • こころに沁み入る一冊です。

    大人になるとなくしてしまうものが

    ここにある…。

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