セーヌで生まれた印象派の名画 (小学館101ビジュアル新書 17 Art 3)
- 小学館 (2011年10月3日発売)
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感想 : 8件
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- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098230174
作品紹介・あらすじ
かけがえのない「いま、この瞬間」を、移ろいゆく光とともに、カンヴァスの上に永遠にとどめておくための印象主義。その技法と様式は、セーヌ川流域で生み出され、育まれました。モネやルノワールら印象派の巨匠たちの「新しい美意識」が、「描かれた場所」と「描くための技法」と結びついて、いかにして名画を生み出したのか。黒田清輝や梅原龍三郎ら日本人画家たちへの知られざる影響を含め、印象派研究の第一人者である著者が、美麗な図版の数々を縦横に比較しつつ、わかりやすく説明します。
感想・レビュー・書評
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時代順ではなく、セーヌ川をたどるというサイトスペシフィックな視点が斬新。そこから見えるものも多くあった。作品の比較の妙が光った。
図版の選択、その部分図の掲載が特ににくいほどのうまかった。心が躍った。
最後の日本人画家も良かった。通常の印象派展では零れてしまう作家の作品も同様だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
印象派の歴史を地方ごとにまとめた一冊
これをよんでたから、プーシキン美術館展がよく理解でできました! -
セーヌ川をたどりながら、各地を描いた印象派たちの絵を見ていく。
全然別ものと思っていたのが、そんな見方・つながりがあったのかと、新鮮でした
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