裁判長!話が違うじゃないですか-国民に知らされない裁判員制度の「不都合な真実」 (小学館101新書 31)

  • 小学館
3.50
  • (1)
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 13
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098250318

作品紹介・あらすじ

くじ引きで選ばれた国民が、殺人や現住建造物放火など死刑判決の可能性もある重大刑事事件の裁判に参加する裁判員制度。その実施時期が間近に迫った今、次々と見えてきた「不都合な真実」。凄惨な遺体損壊写真は娘の心に深い傷を残し、夫婦間にも一生の秘密を持つことを国家が強要する。刑事司法が家庭に入り込んでくることの真実の姿と裁判員法の重大な憲法違反の数々を、家族問題の専門家と元東京高裁裁判長が、あますところなく暴く。元裁判長による「模擬・裁判員法違憲決定」も全文掲載。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 裁判員制度のことがわかりやすく書かれている。
    制度反対派の著者なので、内容としては以下に制度がずさんなものであるかという書き方だが、それを差し引いても制度内容がわかりやすい。

    なぜ、重犯罪の裁判に市民感覚を取り入れるのか、司法はもっと言い訳しないと、少なくとも私は納得できない。

    読んでいて、不安にさいなまされて挙句の果てに体調まで崩してしまったという思い出の一冊になりそうです。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

 1961年生まれ。ノンフィクション作家。
 離婚と結婚をテーマとしたホームページ『離婚の学校』を主宰。インター  ネット関連の企画立案を行う。編集者・ライターを養成するスクール『編集 の学校』設立に参画し事務局長を務める。
  著書に『リストラ離婚』『リストラ離婚まだまだ』(以上双 葉社刊)『素 敵な女性は今、インターネット』(ジャパン・ミックス刊)。
連絡先●ビーズ・コミュニケーションズ
東京都港区南青山2-20-5シルク青山2F
池内ひろ美の離婚の学校
URL=http://www.jah.or.jp/〜ikeuchi
internet WOMAN
URL=http://www.ikeuchi.com

「1997年 『リストラ家族』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池内ひろ美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×