裁判長!話が違うじゃないですか-国民に知らされない裁判員制度の「不都合な真実」 (小学館101新書 31)
- 小学館 (2009年4月2日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098250318
作品紹介・あらすじ
くじ引きで選ばれた国民が、殺人や現住建造物放火など死刑判決の可能性もある重大刑事事件の裁判に参加する裁判員制度。その実施時期が間近に迫った今、次々と見えてきた「不都合な真実」。凄惨な遺体損壊写真は娘の心に深い傷を残し、夫婦間にも一生の秘密を持つことを国家が強要する。刑事司法が家庭に入り込んでくることの真実の姿と裁判員法の重大な憲法違反の数々を、家族問題の専門家と元東京高裁裁判長が、あますところなく暴く。元裁判長による「模擬・裁判員法違憲決定」も全文掲載。
感想・レビュー・書評
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裁判員制度のことがわかりやすく書かれている。
制度反対派の著者なので、内容としては以下に制度がずさんなものであるかという書き方だが、それを差し引いても制度内容がわかりやすい。
なぜ、重犯罪の裁判に市民感覚を取り入れるのか、司法はもっと言い訳しないと、少なくとも私は納得できない。
読んでいて、不安にさいなまされて挙句の果てに体調まで崩してしまったという思い出の一冊になりそうです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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