- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098401307
作品紹介・あらすじ
テレビと漫画は禁止、やりたくないことはやらせない、スタイルを貫きとおす、3歳までに右脳を鍛える、優しくしすぎない、19人のスーパー小学生の親が語る超子育て術。「東大合格生のノートはかならず美しい」の著者が天才の育て方、育ち方の秘密に迫る。
感想・レビュー・書評
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よくぞこんなにたくさんの方の取材をまとめられたなぁ、という感想です。
小学生時代にここまで目立ってしまうと、次のステップがなかなか難しいですね。
もちろん、その後も活躍を続けている方も多いですけど。
必ずしも、世間的に目立つことだけが幸せではないですからね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子供はけなげだから親の希望に合わせようとする。でも自分の好きを追求してこそ、彼らしさが出るんだと思います 漢検一級合格 西村柚乃介
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「19人のスーパー小学生の親が語る超子育て術」という帯にひかれました。どの小学生、どの親の話も心に響いたけど、最も早く読みたかったのは、珠算・暗算10段の赤堀愛果さんの話にある、「データベースに3歳までにインプット」。
その成果は、取得している珠算・暗算の力だけでなく、暗記した円周率をいいながらPC画面にフラッシュで表示される3桁の数字20個を暗算で足していくという形でも示される。
母親が意識したのは、右脳教育。書く・話すを司るのは、左脳で珠算式暗算を行うのは、右脳。3歳までに右脳という大量のDBに様々な情報をインプットすることで、後の記憶の定着が良くなるとしり、脳全体を耕してあげるイメージで、生後2ヶ月から幼児教育のフラッシュカードを約10枚/回、朝昼晩の三回行い、同時に同様や英語の歌、論語のCDなどを聞かせた。
すると、生後半年から言葉を発し、1歳半でひらがな、カタカナとアルファベットを読み、九九を暗唱し、その4ヵ月後には国旗を見て国名と首都までいえるようになり、2歳の頃には独りで絵本を読んでいた。3歳になる頃には、47都道府県の場所、地図記号、天気記号、星座などを完璧に覚え、多くのことわざや四字熟語、対義語も理解していた。
もっと早く知って真似したかったな。もちろん、今からでも多少は真似できるけど、せいぜい「継続は力なり」くらいの効果しか望めないのかな? -
小学生ですでにプロとして活動している子どもや、
おとなでも難しい資格・賞を取った子どもを特集している。
小学生が同年代の「あこがれ」として読むには
かなりいい本。
(連載は『小学4年生』だが、記述は大人向け) -
スーパー小学生について取材・編集した書籍。非常に面白く読んだ。スパー小学生が家族にいない人間にとっては、関係ない話に見えるが、どの親御さんも子育てについては、「普通の子供」を持っている親と共通した意識を持っているはず。特に興味深いのは、登場する親の子供への距離感がほとんど共通している点。好きなことをやらせたいという想いと、子供へのさりげない方向の定め方は、別にスーパー小学生の親ではなくても共有できるのではなかろうか。1人の親として、子供への接し方を少し見直すいい機会にすべき。