クラウドで育てる 次世代型情報活用能力: Google for Educationによる新しい学び

  • 小学館
3.25
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 30
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098402120

作品紹介・あらすじ

GIGAスクールでどんな力を育てるのか?

GIGAスクール構想のもと、全国の学校において一人一台の端末配布とクラウド環境の整備が進んでいます。導入された環境の中で子供たちにどのような情報活用能力を身につけさせ、各教科等の学びにどう溶け込ませるのか。それが今、全国の学校現場の切実な課題です。本書は、そうした課題解決への展望を示し、現場の先生方をサポートする一冊です。
ICT教育や教育工学に関する第一人者たちが本書のために集結。学校現場におけるクラウドソリューションにおいて圧倒的シェアを占めるGoogleの支援のもと実施した研究プロジェクトの成果をまとめ、現場でのクラウド環境活用のヒントとして提示します。
編者は、現行学習指導要領作成やGIGAスクール構想推進に深く関わっ堀田龍也氏と山内祐平氏。本文は、このお二方が章ごとに異なる有識者たちと対談し、そこに補足執筆した内容から構成されています。


【編集担当からのおすすめ情報】
全国の学校現場におけるクラウドソリューションにおいて圧倒的シェアを占めるGoogle for Educationの全面協力のもとリリースする、「間違えないGIGAスクールづくり」を考えるための必読書。この先10年、全ての先生方にとってお役に立ち続ける一冊だと自負しております。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 小学校での基本操作、プロジェクト学習、教員研修、プログラミング学習など、クラウドを活用した事例を対談形式で紹介している。

  • 今まで出版されているGIGA関連の本を読んでいればそこまで目新しい内容があるわけではないと思います。

    一つあるとすれば、この本のタイトルにもなっている
    次世代型情報活用能力についてでしょう。

    1.情報活用の真正性を重視する。
    2.情報活用の社会性を重視する。
    3.情報活用の成果を重視する。

    という3つの視点が挙げられています。
    これってつまり、PART4で紹介されているようなコンフリクトを乗り越えるプロジェクト学習を考える上での視点でもありますね。

    これらの力を育むためには、端末の文具的活用が当たりとなり、情報活用能力が育っている必要があるというのは、この類の本を読んでいる人には耳タコでしょう。


    端末を使いこなすには?
    からまず始めることは大事だと思いますが、それよりもまず学びの構造転換から考えないといけないなぁと改めて考えさせられました。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

東北大学大学院情報科学研究科・教授/東京学芸大学大学院教育学研究科・教授

「2024年 『これでできる! 個別最適な学びと協働的な学び』 で使われていた紹介文から引用しています。」

堀田龍也の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×