- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098510856
作品紹介・あらすじ
この男がいれば、日本の漫画は大丈夫!! いつか漫画家になりたいと夢見る凄腕弁護士、亜蘭陸法(あらん・りくのり)は念願叶って超多忙な漫画家・凄久(すごひさ)先生の作画アシスタントになった。絵がめちゃくちゃ下手で全然役に立てない亜蘭だが、そこで違法アップロードサイト「漫画谷」に苦しめられている漫画家の姿を知る。「漫画家を苦しめ、作品やキャラクターを短命に追いやる奴らは許せない!」くるおしいまでの漫画愛に満ちた亜蘭は、世界を股にかけてみごと運営者を特定し、サイトを閉鎖においやったのであった。凄久先生に情熱を買われ、アシスタント業を続けられることになった亜蘭。今度は隣家の騒音に悩まされ執筆が進まない先生を救うために、問題解決へと乗り出した。訪れた先で居座っていた男に話を聞くと、SNSで「お金配り投稿」へ応募したことがわかりーー…今度の敵は「お金配り詐欺・半グレ軍団」!! 【編集担当からのおすすめ情報】 原作は現職の弁護士!異色のタッグが贈る、〈法律×漫画〉の非凡なニューヒーローが誕生!!原作を担当するのは、違法アップロードサイト「漫画村」運営者を追及し、さらには「ファスト映画」投稿者の捜査協力もしている中島博之弁護士。漫画を担当するのは『我が名は海師』『トリガー』『仕掛人 藤枝梅安』を手掛けた武村勇治先生。リアルな手口と法を駆使した解決法に話題沸騰!圧倒的な画力で描かれるバトルシーンは迫力たっぷり!!デジタルを駆使した犯罪が増える昨今、法律が追いついていない現状で主人公・亜蘭陸法が巨悪をどのように裁いていくのか。ぜひご期待ください!!
感想・レビュー・書評
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タイトル通り漫画家になりたい超絶弁護士が、その漫画愛を糧に漫画の敵を討つ…けれど、画力はボロボロ譚第2巻。
前巻の騒音問題の延長戦で黒幕を探り余罪を突き詰め…の話と、漫画家の卵仲間絡みで虐待動画系の話。
漫画的なデフォルメを最大限に活かしたコメディを視野に入れつつ、弁護士な原作者が法律的な面白さをエンターテイメントの文法でしっかり詰め込んだ確かな骨格により、リーガルエンターテイメントが安定した形で完成されている印象。
漫画的に部分とシリアスの具合が、作品の個性となっていて他にないバランスが面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示