これ描いて死ね (2) (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
- 小学館 (2022年10月12日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098513260
作品紹介・あらすじ
☆漫画に救われたから漫画を描いてみたい。 漫画は“読む”だけではなく“描く”ことも出来るんだ!!コミティア会場で高校1年生の安海 相が受けた衝撃。同時に彼女は、長年憧れの存在である漫画家・☆野 0が通っている高校の国語教師・手島先生であるという、めっちゃ衝撃の事実を知る…!!普段、漫画好きの相に対して「漫画なんてなんにもなりません!」と、強い口調で説教めいたことを言っていた手島先生だけど、相の情熱にほだされて、相が作った漫画研究会の顧問を務めることに。最強顧問と仲間たちと一緒に活動を始めた漫研には、新たな仲間が加わりそうな気配に、新たな挑戦が始まりそうな気配も………はじめの一歩を踏み出したばかりの“まんが道”。その先では何が待っているのかな───!?漫画大好き漫画家、とよ田みのるが描く漫画の漫画!漫画を愛する全ての人に届いて欲しい情熱の第2巻ッッッ!!!!!第1巻と同じく掲載誌「ゲッサン」連載時のカラーを単行本でもカラーで収録の豪華仕様単行本です!
感想・レビュー・書評
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面白いし好きですが
世界観が幸せすぎて、現実に戻ると絶望するわ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった。とよ田本は本当に良い!
金剛さんラブロマ系も良いが、友達100人できるかなとか、本作の”これ描いて”などの人間模様やらがたまらなく愛しい。すんごいカロリーを感じる。
島(伊豆大島がモデルらしい、巻末の取材漫画もたまらない)の学生がコミティア(漫画コンベンション)参加するための奮闘やら、各キャラクターの話、先生の話が非常に心に響く。 -
大好きな漫画を描くことに目覚めた安海。そんな中、コミティアで会った石龍が転校してきた!漫研に新たな仲間が加わり、安海たちは次のコミティア参加を目指して新作を描き始める!
部室も完成し、いざ作画!テンションが自然と上がってる手島先生が可愛い!作画の流れから、コミティアに参加して設営をして頒布するまで、一連のドラマを丁寧に描いてくれる。情熱と時間を込めた作品が売れると泣けるよね。生徒たちの成長を見ていたら、手島先生もいずれ創作再開したくなりそう。
石龍の妄想力がラスボス級!しかも、手島先生にズキュウウン!愛の距離感を知らないモンスターすぎる。今回は藤森が母にコミティア参加をどう説得するかのシーンが熱かった。言葉よりも伝わる言語がある。好きな漫画で繋がったり、絵を描くことで気持ちを伝えたり。実際の表現として見せてくれるのが粋だよね。
安海が単独で出した本の話もよかった。
「同情は創作の敵だと考えます。プロでなくても本を出すならそれ相応の覚悟を持ってください。」
金剛寺のこのセリフもわかる。義理で売れても本当の評価や感動には繋がらないし、何より自分の成長にも妨げになる。そんな中でも、物語に心を揺れ動かされた仲間が買ったというのもグッときた。ぼくも安海のツッコみたくなる漫画が大好き!めちゃくちゃ癖になる。もしかしたら本編よりも好きかも。いや、安海の漫画も本編なんだけど(笑)
「僕はうまいだけの漫画は嫌い。想いのこもらないメソッドに心を動かされるのが癪なんだ。漫画に人を感じたいな。僕は友達がいないけど、漫画でなら人と繋がれる。漫画が僕の友達なの。相ちゃんの漫画とは友達になれたよ。」
石龍のこのセリフも印象深い。安海の漫画は好きだけど、みんなで描いた漫画は藤森の絵だけ褒めるってここなんだろうね。メソッドを作ろうと勉強してるところだから。安海のフリーダムな創造性と藤森の作画が組み合ったら、すごいものが生まれそう。でも、中二病ネームの怪物が出てきて、ずっと戦ってほしい気持ちもある(笑)
手島先生の過去回もよかった!メガネをかけて世界を観察することで、作画をするならどうする?という新しい認識のメガネもかけることができたというのがいいよね。 -
藤森さんのエピソードが良かった。石龍さんかっこいいな。
巻末の先生過去編も勢いあって楽しいのに泣ける。たまに挟まれる百合的要素も萌える。 -
新しい仲間が加わって、ますます面白くなりました。
ロストワールド2が良かったです。 -
いまごろですが2巻。
ストーンドラゴンさん癖強。心ちゃん漫画でなら言えるのすごい素敵よかった。
東京スゲェ〜〜〜ッ!!!
テッシーいや零ちゃんと、七ちゃんと出会い?の話ッ。良き。へびちか先生に見てもらったネームのたとえがすごすぎる。 -
王島南高校漫研がコミティアに参加。
熱くて面白いので感情が揺さぶられて、
笑ったり泣いたりしながら読んでます。
先生の過去編は続きものなんですね。
石龍さんの母親はあの人なのかな。 -
何回も泣いてしまった…。
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漫画大賞受賞したから買ってみた。面白いけど、あまり感情移入できない。