葬送のフリーレン (12) (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1398
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098530304

作品紹介・あらすじ

英雄たちの生き様を描く前日譚ファンタジー 勇者一行として魔王を倒し、その後も長く生きるエルフの魔法使い・フリーレン。女神の石碑に触れた途端、彼女の意識は過去へと遡る――物語は、過去を慈しみ、未来に希望を託す。英雄たちの“未知”を旅する前日譚ファンタジー!

感想・レビュー・書評

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  • アニメが大変牧歌的で原作を上回る出来だ。原作は今巻で12。フリーレンの過去への転移。魔法の世界だから誰も驚かずに過去で活躍。倒した大魔族との再戦えと進む。

  • 女神の石碑に触れた瞬間、フリーレンの意識が過去へと遡った。勇者ヒンメルたちと旅をして、この石碑にたどり着いたその時へ──。仲間たちとの再会。そして、未知の過去へと踏み込む!

    まさかここでヒンメルたちと再び旅をすることになるなんて驚きの展開!リアタイのヒンメルは、回想通りに小粋でカッコいいヒンメルだった。カッコつけもするんだけど、有言実行の軸がブレないからいいんだよね。幼なじみだったハイターとの友情もよかった。
    「私は自分を信じることはできませんが、勇者ヒンメルのことは信じています。」
    自分を信じることが大事とはいうけれど、他人を信じるだけで充分なんじゃないだろうか。自己肯定感が低いぼくでも、他人を信じることはできると勇気づけられたシーンだった。

    勇者の剣(レプリカ)の経緯も読めてよかった。偽物の剣が勇者の手に渡り、本物の勇者の剣として振るわれる。これは偶然ではなくもはや必然。キーゼルへ「この剣はもう僕の相棒だ。魔王の討たれた平和な世界まで連れていく。」とサラッと伝えるところが好き。

    未来の知識を持ったまま過去へ戻ったフリーレン。過去には不可能だった魔法を使える強くてニューゲームかと思いきや、そうはいかないのが絶妙。魔族に未来の情報を知られてしまえば、確実に戦況は変わってしまう。そんな中で襲い来る魔族たち!過去に戦わなかった残影のツァルトの時点ですでに強い。空間転移はこの時点で食らっていたらなすすべがない。天と地ほどの差で、まさしく空に転移させられたシーンを描くのも美しい。

    未来へ戻る方法を探し出せたのはいいものの、さらなる魔族が立ち塞がる。魔王がフリーレンの過去転移をすでに知っていて、その上に未来の知識を奪えてしまったら勝敗は一転してしまうかもしれない。魔族最強の戦士・リヴァーレ。過去で再会しちゃった無名の大魔族・ソリテール。そして、七崩賢・奇跡のグラオザーム。この危機を脱することができるのか?!しかも、終極の聖女・トートの呪いという気になる言葉も。未来に戻れたとしても、気の抜けない展開になりそう。

  • 80年前に戻ったフリーレン、ヒンメル達と再会しましたね。1巻からちょこちょこ出てきてましたが、12巻はほぼ魔王討伐の旅の途中の話なので、わちゃわちゃしながらも、このメンバーのパーティは楽しそうですよね。
    最後に敵の魔法にかかってしまい、その魔法は幻影の中で決して叶わないと諦めた幸せな夢をみせるのですが、ヒンメルの夢が素敵すぎました。そうなんだろうなとは思ってたけど、うわぁ〜となりました。早く続きが読みたい!

    • くりぱさん
      もう12巻でてるんですか?
      発売日は12/18の予定よはず、、
      もう12巻でてるんですか?
      発売日は12/18の予定よはず、、
      2023/12/16
    • mamikoさん
      こんにちは、くりぱさん。
      18日発売予定でしたが、1日早く発売されたみたいです。この1日前は、土日は基本的に書籍の入荷はないので月曜日発売予...
      こんにちは、くりぱさん。
      18日発売予定でしたが、1日早く発売されたみたいです。この1日前は、土日は基本的に書籍の入荷はないので月曜日発売予定のものが1日早まると、金曜日に入ります。
      発売日は首都圏を基準にされているので、ずれたりすることは結構ありますし、ワンピースなんかは大体いつも1日早く発売されたりしますね。
      2023/12/17
  • 【あらすじ】
    勇者一行として魔王を倒し、その後も長く生きるエルフの魔法使い・フリーレン。女神の石碑に触れた途端、彼女の意識は過去へと遡る――物語は、過去を慈しみ、未来に希望を託す。英雄たちの“未知”を旅する前日譚ファンタジー!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • ご一行様…ていうか、ヒンメル
    あっさり未来フリーレン受け入れすぎ(笑)
    それならそれで、未来に戻す手伝いをしながら
    魔王征伐の旅を続けようという鷹揚さよ。
    ねぇ、その時間軸のフリーレンは
    どこいってんのとか考えない!?

    でも「あの頃」どんな旅をしていたか
    おかげで楽しめて嬉しいわ。
    ずっと断片的に描かれていたものね。

    そして、彼女を石碑のもとに連れ帰る途中で
    七崩賢グラオザームの精神魔法にひっかかり
    「幸せな夢」の中へ…。
    王道だ! だがキュンとするぞ!

  • 前巻の終わり方が気になりすぎて
    早速(?)読みました

    あっという間に読み終わり…

    またかい
    また、気になる終わり方するんかい!!

    罠だ!
    ミミックだ!!

    次巻も楽しみすぎます

    楽しみすぎて
    次もきっと買ってしまう魔法にかかりました⤴

  • 全エピソードがエモい巻だった…なんだこれは…。
    予想外だけどめっちゃ熱い展開になっています。最高。

  • 今回もすばらしい。
    一瞬たりとも飽きん。
    その先が読めん。

    ヒンメルが本当にかっこいい。
    面白いけど、ちゃんと強い。
    勇者って、こういう人なのかあ。

  • もうこんなの最高すぎるんだよ。
    なんだよこれ。
    ずっと泣いてる。

  • 油断するとすぐかっこいいポーズするヒンメルに笑う。村の孤児院でのヒンメルとハイターの会話にグッとくる。勇者一行との時間を楽しみつつ、それでも元の時間に帰りたいと語るフリーレンの思いにじーんとくる。前巻からの伏線回収が楽しい。最後のページが胸に迫る(ヒンメルの「決して叶わないと諦めた幸せな夢」の内容がこれとか切なすぎる)。

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著者プロフィール

2009年、『クラスシフト』が週刊少年サンデーの「まんがカレッジ」で入選する。その他作品に、『名無しは一体誰でしょう?』『ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア』がある。20年、週刊少年サンデーにて作画のアベツカサとタッグを組み、『葬送のフリーレン』の連載を開始。同作は「マンガ大賞2021」の大賞を受賞し、大ヒット。23年にアニメ化を果たした。

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