- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098603817
作品紹介・あらすじ
『辺獄のシュヴェスタ』の作者、最新作!
『辺獄のシュヴェスタ』の竹良実が選んだ
次の舞台は、“現代の戦地”――
失業中に30歳を迎えた平 仁一郎のもとに届いた、一通の手紙。
それは未知の生命体「亞害体」と戦う
人形兵器「RIZE-ライズ-」を遠隔操縦するパイロット職の通知だった。
人類のために立ち上がる者 という意味を込めて命名された「RIZE」。
戦地の最前線で、人々に知られず世界を救う仕事に就いた仁一郎だが…!?
生死を懸けたSFアクション大作、開幕!!
【編集担当からのおすすめ情報】
「傷つくことは敗北ではない」
「今までの人生、何かに選ばれたことなんかなかったのに、
急にヒーローになれるとは思えない…それでもこの仕事がしたいんです」
「毎日何もない日を作るのが、僕らの仕事」
竹良実さんの新作で主人公達が味わう戦闘は、
「憧れのヒーローの活躍」ではなく「生きていくための労働」です。
人生とは一度きりのもの。
何を守るのか、なんのために生きるのか。
ぜひお読みください。
感想・レビュー・書評
-
マンガワン。21/5/12/~
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
死ぬかもしれない世界に、ナチュラルに生きる人々の物語。
なんのために戦っているのか、実感として正直よくわからない。本当に「世界を守るため」という理由で戦えるのだろうか。
死にそうな目には合っているはずだが、死の恐怖や実感にはまだ直面していないように見える、だからその過酷な世界で戦うことができるのだろうか。
しかしそれは、現実世界でもそうだ。
どうしてそうまでして働くのか。いつ死ぬかわからない世界で、人々は命を削りながら当然のように戦う。他人にはその真意が見えない。
そうまでして、しかし気負うことなくナチュラルに戦う人々の心が、この作品越しに見えてくることを期待している。 -
4.2