卑弥呼 -真説・邪馬台国伝- (3) (ビッグコミックス)

  • 小学館サービス
4.00
  • (3)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 53
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098605330

作品紹介・あらすじ

卑弥呼を殺めた女の、数奇な運命を見よ!!

真の日見子を殺した天罰!?

トンカラリンより奇跡の生還を果たしたことで、
日見子に祭り上げられたヤノハ。
その結果、倭の統一を狙う権力者たちに命を狙われることに!!

捕まれば自由を失うどころか、死さえ待ち受ける危機。
ヤノハが見出した活路は、山社(ヤマト)への逃亡だった!!

そこのみが、いかなる軍閥も容易に踏み込めぬ聖地!!
大胆にもヤノハ=日見子は、山社を国家として独立させることを宣言した。

絶体絶命!
完全なる四面楚歌の中、彼女は生き残れるのか!?


【編集担当からのおすすめ情報】
真の卑弥呼を殺害した、主人公ヤノハ。
彼女は運命の激流に翻弄され、偽の日見子を演じる決断を迫られる!!

現人神を騙る者に、待ち受けるのは死のみか。
窮地の中、ヤノハが打った起死回生の策とは!?

窮策か、妙策か。
この一手こそが、ヤノハの運命を決定づけ、
その日本史最大の謎・邪馬台国成立の秘密を明らかにする鍵となる!?

従来の邪馬台国史観を大きく覆す、興奮の第3集!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 各者駆け引きの嵐。きちんと話についていくのが結構大変。とにかくヤノハの策がキマっていく過程がめちゃくちゃ面白い。


    山社独立を妨げているのは’サヌ王の盟約‘。中身は「サヌ王の血筋以外の何人が日向を治めようと、その者には恐ろしい死が下る」というもの。ヤノハの不敵な笑み。

    その頃、アカメの伝言でヌカデは那のトメ将軍と接触。那を誘引する計を進める。

    イクメの弟・ミマアキは…なんかに利用されそう。

    タケル王は偽の日見子を誅すべくクマと那国境の兵を移動させる為、鞠智彦と接触。いい感じに負けフラグがビンビンで面白くなってきた。

    イスズから真の日見子であれば’天照の秘儀を見せよ’と迫られいよいよ観念しかけるヤノハだが、機転によりイスズの籠絡にも成功。同時にミマトの後楯も獲得。
    目の上の瘤だったヒルメの更迭に繋がり、種智院も掌握。

    ついにトメは渡河しオシクマとの一騎討ちにも勝利、「約束」通りヤノハに付くことに!なるよな?ここで翻ったら神展開だが…。

    そして、そしてついに「女王国」が誕生する…!!



    1刷
    2021.3.21

  • 3巻まで一気に読みました。すごく面白いと思います。
    ヤノハ、だんだんとカリスマ性を帯びてきてます。それが例え偽りのものであったとしても、凄いことになってきてます。おっかあの存在が大きい!
    次巻が今から楽しみです。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

漫画原作者。代表作に『ディアスポリス 異邦警察』(作画:すぎむらしんいち)、『クロコーチ』(作画:コウノコウジ)、『アブラカダブラ 猟奇犯罪特捜室』(作画:芳崎せいむ)など。『ディアスポリス 異邦警察』や『クロコーチ』はテレビドラマ化もされ、話題になる。『アブラカダブラ 猟奇犯罪特捜室』にて第1回さいとう・たかを賞を受賞。

「2023年 『民俗学者 赤坂弥一郎の事件簿(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

リチャード・ウーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×