トクサツガガガ (20) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館サービス
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本棚登録 : 121
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098607112

作品紹介・あらすじ

隠れ特撮オタクOLコメディー、堂々完結!


仲村さんが一年間、ずっと追いかけ続けた
大好きな特撮番組『獣将王』。

ダミアンもショーに来てくれて、
さぁ、みんなでめいいっぱい、
彼らの最後のショーを楽しもう!!とするも..
.人が、いない!?

応援の声が、少ない!?
さらに、ダミアンも怪獣モウイ―ワのまま動かないご様子で...!?

このまま「もういい」でショーも、何もかも、終わってしまうのだろうか。

大切なことは、いつも彼らが教えてくれた。

特撮オタクOLコメディー、ついに堂々完結!!




【編集担当からのおすすめ情報】

累計部数115万部突破の
隠れ特撮オタクOLコメディー、
ついに堂々の完結!

単行本ではなんと描き下ろし20p以上掲載!
さらに、20集の電子版を購入くださった方
19集までのカバー下漫画も読める特典付き!

プレミア小冊子付き特装版も同時発売と、
トクサツガガガ祭、開催です!
ぜひシシレオー、仲村さん達の行方を見届けよ!

感想・レビュー・書評

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  • 【あらすじ】
    仲村さんが一年間、ずっと追いかけ続けた大好きな特撮番組『獣将王』。ダミアンもショーに来てくれて、さぁ、みんなでめいいっぱい、彼らの最後のショーを楽しもう!!とするも...人が、いない!?応援の声が、少ない!?さらに、ダミアンも怪獣モウイーワのまま動かないご様子で...!?このまま「もういい」でショーも、何もかも、終わってしまうのだろうか。
    大切なことは、いつも彼らが教えてくれた。特撮オタクOLコメディー、ついに堂々完結!!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    何とも形容し難い、独特のエネルギーがある作品でした。主人公と母との関係など、途中読んでて辛くなる部分も多々ありましたが、一貫していたのは、「好きなんだもん!仕方ないじゃん!」という、ある意味開き直りとも言えるような情熱だったと思います。
    多くの大人は、なぜ何かにのめり込む姿を他人に見せないようになってしまうのでしょう。何かを好きなことは、恥ずかしいことなのか?馬鹿にされなければならないことなのか?「理解できない」という理由だけで、蔑まれている(と本人が感じる)ものがたくさんあると思います。好きな気持ちは即ち情熱です。皆がもっと正直に生きたほうが、いろいろできることも増えていくのではないかな、と思いました。

  • トクサツガガガ読んで泣く日が来るとは思わなかった!いい最終巻だった

  • 隠れオタクならば主人公に共感してしまう事請け合いの特撮モノ漫画。
    特撮の物語と現実をうまく結びつけながらの構成は当初唸るものがあったが、段々と人生訓の押し付けがましさや言い回しの回りくどさなどが鼻につき“漫画”として読む楽しさが半減してしまったのは惜しい。「特撮」というニッチな題材も興味のない読者には入り込みやすさを阻害したように思う。
    しかしながら、主人公の悩む姿に自己投影できた部分もあり、ラストの少年が再び自分のやりたい事を見出す姿には感じるものもあった。
    巻数が20冊ともあり作品として物語の積み重ねがあるのは理解できるが、過去の話の回想シーンの多用が気になった。特に間を空けて読むのを再開した者にとっては記憶に残っておらず、そういった読者への配慮の欠如など、この作者の行き当たりばったり感が如実に現れているような気がした。

  • この作品を読んでから〇十年ぶりくらいに特撮を丸々1シーズン見続けるくらいハマってました。
    途中こっちはちょっとリタイヤしかけたんですが、吉田さんのキャラに救われて最後まで読み終える事が出来ました。

  • 叶ちゃん、かわいいし面白かった!
    絶妙にトクサツと人生がリンクして、最後のショーは感動的でした。
    どうしても自分の思う通りに時間やお金を使えない時期もあるんだし、好きなものを出来る範囲で楽しむ事は大事だなーと思う。
    おかあちゃんにならないように気をつけて自分の好きは自分で全うしないとな。
    吉田さんが登場時は大人しめな方かと思ったら面白い人だった。
    付き合わないとわからない事多いよね。
    実写もきっとよかっただろうなー。
    情報量が多いので紙でまた読みたい。

  • ああ…終わっちゃったなぁ。『獣将王』とともに駆け抜けた1年の物語。たった1年でも、人は人生は大きく変わる。変わることができる。そんなことを「特撮」スピリットを持って感じた作品でした。獣将王ラストショーは、これまで応援した作品が完結を迎えたときに似た感慨を覚えました。面白い作品世界をありがとうございました! お疲れさまでした!

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著者プロフィール

丹羽庭(たんば にわ)
漫画家。高校卒業後、美術系大学に進学。風刺画科を専攻したが、不自由な風潮が嫌になって編入試験で3年次に漫画科に移る。
2009年「NO MAN IS AN ISLAND」で、講談社「アフタヌーン四季賞」大賞を受賞。2012年から2013年まで「月刊コミックブレイド」で『とべっ!! LUCK★ROCK★GIRL』を連載。
2014年8月から「週刊ビッグコミックスピリッツ」で『トクサツガガガ』の連載をスタート。2019年1月に小芝風花、倉科カナ主演のテレビドラマ化が決まり、これが代表作となる。『浪費図鑑』に特撮作品にハマった時の書き下ろしエッセイマンガを描いている。

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