- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098611430
作品紹介・あらすじ
「最悪」を想定しつつ、「最良」に挑め!
心が、新人作家・中田伯の『ピーヴ遷移』担当に返り咲く。
二人三脚での漫画作りが再始動、
『ピーヴ』のアニメ化企画も本格的に動き出す。
アニメに関わるスタッフ達は斬新なアニメ作りに燃えて、
オリジナルエピソードを作ることに。
しかし、これにより伯が「最悪」の事態を迎えるのだった…!
心やアニメに関わる皆は「最良」の状況--
伯が、自分たちが、信じる面白いものを求めて奮起する!!
【編集担当からのおすすめ情報】
17集には、スクリーントーンやGペンなど、
アナログの作画道具を描く回が登場します。
漫画制作を支え続けてきた「アシスタント」という存在も。
松田奈緒子氏がずっと描きたかったエピソードです!
感想・レビュー・書評
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心が伯の担当に無事復活しての早速の大仕事は「ピーヴ」アニメ化!ここで久々に出てきた相川さんの名前…一瞬誰だっけと思ってしまった…15巻でパワハラの嵐だったあの独裁者ですね…(強烈すぎて記憶から消していたか)。でも、相川氏のような専横政治による歪みは珍しくないのだよなとしみじみ思う。
で、最高の布陣によるアニメ化のプロジェクトが滑り出した訳だが、それでも沢山の人が関わって作り出していく仕事なのだから、順調にいくとも限らないのだなと改めて感じる。今回はコミックのアニメ化の過程がよくわかり、とても勉強になった。自分が思っていた以上に手間がかかり、スタッフ間の意識の擦り合わせが必要な現場なのだなと…「最悪を想定し最良に挑む」という言葉が重かった。
他のエピソードも勿論面白かった!かつては頑なだったアユちゃん、どんどん表情が変わっていくなぁ、すっかり明るくなってかわいらしいお嬢さんになって!(もはや親戚の気分)うっすら心配なのはあるお方の体調だが…フラグでありませんように。
最終エピソードの「すべて見よ!」鳥肌ものでした(いまだ自分の中でも感情の整理ができず)。伯の心情表現が凄絶で、すごく松田さんらしい展開だなと思った。伯に始まり伯に終わる今回の巻だが、彼は今後どう変化していくのだろう。
今回も十分に胸を熱くさせて頂きました!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マンガをアニメ化する際のオリジナルエピソードについて、原作者はどう感じてるんだろう?と思っていたので裏側を垣間見れたようでよかった。アシスタントさんの話、かっこよかったなぁ…!!!トーンすごい…!!ちなみに私はデジタルで書かれたかアナログで書かれたかなんて読んでてまーーったく分かりません!すいません!!汗
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伯先生、ピーヴアニメ化打ち合わせとかあれこれ大変おつかれさまでした。イメージの伝達にマンガネーム。三蔵山先生のアナログ原稿、昔の話はとっても懐かしかったです。
編集担当者のできることって限られてるよね。身内でもないから。だけどいろんな人たちが伯先生の心の支えになってる。なんかつい一気読みしちゃうよねこの作品。 -
『ピーヴ遷移』連載再開とアニメ化。大きく動き始めた事態に揺れながらも、徐々に「生きる力」を身につけていく中田伯。そしてさらに大きな出来事が…。
少しずつ人として成長していく中田くんの姿に、ドキドキしつつ応援してしまいます。親か!(笑) これまであまり触れたことのアニメ化進行の流れがとても興味深い。オリジナルエピソードの一件は涙を誘われました。ひとつの大きな出来事を経て、中田くんがどう変わっていくのかが楽しみです。アユちゃんとの関係の進展も! 中田くん回ではありませんが、「クロニクル」のエピソードもアナログ世代には感動的でした。 -
ピーヴ』アニメ化の裏話〜。
好きな物語に関われるのは嬉しいけれど
仕事は、仕事。
想いのラリーがうまく続きますように。
画伯のコミュ能力成長も頼もしいが
見守るまわりのみなさんも、すごいわ。
合間に入ってたアシさんの話も良かった。
そうそう、昔はカケアミ練習したよな!
(遠い目) -
相川の最後の置き土産も処理され、ピーヴのアニメ化が本格始動。アニメ化というと、オリジナル回の出来とか作画のクオリティとか色々論争を呼ぶこともありますが、裏では関係者皆頑張っているんですね。
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中田先生がこれからも漫画を描き続けられますように。アシスタントさんのお話、かっこよかったなー
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「重版出来!17 松田奈緒子著」読了。漫画を作るのに憧れるが、今さらできないなと諦めてしまう。49才。
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アニメ化イメージ違う話、これで伝わるのってすごい!わかんね〜、伯なんて特に感情もよくわかんないもんな〜。クリエイター業界じゃ絶対働けない。陰の主役達の話も良し(๑•̀ㅂ•́)و✧そうだよね、一人で出来ることって少ないんだ。助けてもらえる幸せ(*˘︶˘*).。.:*♡