映像研には手を出すな! (6) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 415
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098611560

作品紹介・あらすじ

ついに『マチェット』本編制作へ踏み切る!

映像研が最初に作ったアニメーション
『そのマチェットを強く握れ!(予告編風)』
満を持(ルビ:じ)して、本編制作へ踏み切る!!
やりたいのにやれなかった数々の演出も…レベルアップした今なら出来るはず!
目指すはコンテスト優勝!!
次なる試みとなる声優探しに動き出すと
オーディションに“七色の声の持ち主”現る!!
ところが、天才・サクラダは生徒から金をだまし取る小悪党との噂!?
危険人物か?新たな仲間か?
捕獲作戦…開始!!


【編集担当からのおすすめ情報】
お待たせしました!
待望の『映像研』新刊です!

アニメ化、実写映画&ドラマ化を経て、
ますます勢いを増す『映像研には手を出すな!』

創作へのこだわり、こだわり故の葛藤……
何かを生み出すことは、なんて楽しくて苦しくて最高なんだ!
心の芯が熱くなってゾクゾクする
最強の映像研ワールドが出力最大で展開中です!!

感想・レビュー・書評

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  • 「おい浅草氏。あんたネコジャラシも食うんですか。」
    「食べてねえよ。──人間ってのは大変だねえ。」
    「なにを今更。」

    七色の声を持ち171の罪状で追われる天才小悪党が声優として(?)仲間入り、な第6巻。相も変わらず極まったセリフ回しが楽しいです。

    水崎氏のうなじが刈り上げなのがいいなと。
    ツッコミ不在の映像研に、表向き一番アウトローな人間がツッコミ枠で加入するのいいですよね!

  • ・「マチェット」本編制作。
    ・他者とは。旅とは。浅草氏の演説が素晴らしい。
    ・声優、食わせ物、なのに映像研の連中のほうがおかしい。
    ・ネーム特別公開。「何をしても殺すぞ」「おわった」(こわすぎるのでオチしゅうせい)笑った。
    ・なんと「ドラえもん」が!

  • 『時計塔』の幕引き、生徒会からのガサ・干渉をやり過ごし、『マチェット』の本編制作へ。水崎氏の子役時代のエピソードを挟みつつ、声優オーディションから新キャラ・桜田氏が関わってくる。彼女はシナリオもイケる人?あと、やっぱり百目鬼氏もかなりの曲者なり。
    重い物を身体全体で押す仕草は『ゼルダの伝説』からだったり、拳銃のブローバックとリコイル、とか、しみじみ「ああ、わかるなぁ……」というネタがあり、水崎氏の両親や周りにいた大人たちは私と同年代なのかも、と想像した。しかも歳のせいか細かいネタが涙腺に来る、と。

  • 想像は抱えてるだけじゃ、邪魔でしょうがないぞ。

  • 厄介な奴ら来る!! いいじゃん。
    新キャラの桜田セキ、最初は明らかにヤバそうだったけど、声色七変化だし文才あるし、なんかやっぱり「厄介な奴」が増えたですね。生徒会の悩みの種ですね。いっぱい悩んでくれていい。どんどん突撃してくれていい。そして映像研のみんなはどんどんすっ飛ばすのだ。今回はあさくさしの呼び名がいろいろ増えて楽しかったよ。

  • 珍しく一般人視点から描くことで、映像研メンバーの異常性が際立つ回。アニメを見たことで、彼女らの声や動きがありありと想像できるようになったこともあり、キャラクターが僕の脳内で自立してぐるんぐるん動き回るようになった。5巻までの積み重ねと、アニメ放映とにより、読者へ十二分に映像研のインパクトが刻まれたことを踏まえて、改めて映像研メンバーを好き勝手動かしてその縦横無尽な自由っぷりを印象づけるような1冊だった。ここにきてタイトル回収もされたわけだが、1巻発売当初だといまいちどういう意味かわからなかった言葉に、6巻時点だと深く頷けるようになっているのが楽しい。

  • 漫画喫茶で読みました。

    『時計塔』の試写会から『マチェット』本編制作決定、声優オーディション、水崎氏の過去、桜田氏の災難など。

    「リコイルを腕で殺すとジャムる」とか、どんだけの人が分かるんだ・・・。
    自分も分かりません。
    でも何故だか納得できるし面白いんだよなぁ。
    不思議な漫画だ。

  • 待望の6巻。次回作「マチェット」の本編作成が始まる展開の中で学内で声優を探すことに。

    水崎氏の子ども時代のエピソードを挿入しつつ、オーディションで発掘された新キャラ桜田が映像研に絡め取られるところで終了。

    ーーーー

    帯には「7巻の発売は2022年冬」と印刷。
    大童さんの創作を1年待とう。

  • やっと、読みました。この作品は、一コマ一コマじっくり観たいし、セリフも多いので読み始めるのが億劫になっていました。いやぁ、また新しいメンバーが加わりそうな展開ですねぇ。第43話『桜田の試練』が最高に面白かったです。私の笑いのツボにはまって、何度も読み返しては声をあげて笑っていました。6巻の最後に次巻発売は2022年冬に発売予定とありましたが、2022年7月に発売されています。これはうれしい誤算です。この楽しい気分のまま、7巻に突入します。

  • ここに来て原点回帰、『マチェット』の本編を作ることに。作りたいものを作りたいようにやった一作目とはうってかわり、見る層へのアプローチも必要になっていく。そして目を向けるべきは学校の外の世界へ…
    巻を追うごとに面白くビッグになっていく映像研、6巻は「えぇ、こんなとこで終わり!?」という感じ。来年冬発売の7巻が待ち遠しい。

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著者プロフィール

漫画家。1993年、神奈川県生まれ。2016年、「映像研には手を出すな!」でデビュー。2020年にはシリーズ累計100万部を突破。その後、アニメ化・実写ドラマ化もされた。自宅の庭のビオトープづくりを熱心におこなっている。

「2023年 『自宅で湿地帯ビオトープ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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