新九郎、奔る! (10) (ビッグコミックス)

  • 小学館
4.07
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本棚登録 : 220
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098613687

作品紹介・あらすじ

今川お家騒動「交渉編」、波乱の最終局面! 新九郎と太田道灌の交渉を経て、今川家の家督を巡るお家騒動は一旦休戦―――と思いきや、両陣営の一部には不満を持つ者も。ひとまず居を移した姉・伊都と甥の龍王丸。その矢先、二人の命を狙う賊が侵入し、敵の矢に新九郎の家来・才四郎が倒れて……家来の、家族の命の危機に新九郎がくだした決断とはーーー!?今川お家騒動「交渉編」の幕引き、そして長きに渡る「応仁の乱」にも突如“終わり”の兆しが!?新たな時代の胎動が聞こえる第10集!! 【編集担当からのおすすめ情報】 11歳の少年だった主人公・新九郎も今や21歳の青年に!幼少期に見つめ続けた大人達の背中、理不尽に思えた兄の死、領地経営でぶち当たった壁、初恋、疫病の流行、将軍の冷遇……様々な経験を積み、悩み苦しみながらも真面目に誠実に生きてきた新九郎の成長を感じられる第10集です!!

感想・レビュー・書評

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  • 応仁の乱が終わったが、なんとも言えぬ幕引き。

    伊勢貞宗の根回しや状況を理解する力には舌を巻く。
    こういった時代でも戦いの強さよりも、裏工作などの政治力の方が強いのだろうと感じる。

  • 応仁の乱が終結し、伊都が剃髪し
    いよいよ新九郎が世に出る時期が近づいて来たのかな?!

  • うう、長かった応仁の乱がやっと終わるのか。
    それにしても、残ってるのは一癖も二癖もある大人と、幼い当主ばかり。戦国の世は生き延びてなんぼか……

  •  10巻なので基本構造は割愛。
     漸く「応仁の乱」が終わる。
     戦の中、争いを鎮める話ではあるが・・・。
     基本、交渉メイン。
     戦わずして鎮めるのが一番ではあるが、読者視点で世情の把握が難しい。
     砕けた説明でわかりやすさを優先してくれる作品でもあり、いっそうの事裁判所で「異議あり!」とか言って解説してくれた方がわかりやすかったと思うが、やり過ぎと言われそうでもある。
     いよいよ、伊豆・小田原か・・・と思ったら、予告によるとまた領地に行ってしまうようだ。
     小田原の人間として早く、関東での活躍が見たい。

  • (伊都には不本意であろうが)思いがけず一家団欒となりほんわか。
    乱の終焉に、多くの失われた命を思う……え!?終わったの?遂に!!?
    新九郎は義尚様に気に入られ、次巻からはまた京でなんやかんや始まるのかな~

  • 応仁の乱も分からないけど
    この時代の関東の情勢はそれに輪をかけて分からん!
    それでも読んでいくウチに何となく分かった気にさせてくれるのよw
    それからこの時代、京都でも天皇と将軍との距離が極めて近いのも
    面白い。

  • この辺の歴史全然知らないし、登場人物が段々分からなくなってきたんだけど、メチャクチャ面白い。
    太田道灌好きだなー。

  • 少しづつ面白くなってきたけれど、まだもうちょい、早く来いってところ。
    新九郎の姉ちゃんがいい。女の戦い、頑張れ。

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著者プロフィール

漫画家。1957年北海道生まれ。80年デビュー。『究極超人あ~る』で星雲賞マンガ部門、『機動警察パトレイバー』で小学館漫画賞少年部門受賞。近作『白暮のクロニクル』『でぃす×こみ』『新九郎、奔る!』。

「2019年 『ゆうきまさみ 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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