- Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098614394
作品紹介・あらすじ
真造圭伍氏、6年振りの玉手箱的短編集!! ラブも、戦争も、宇宙人も、闘病も。恥ずかしくなるような日々に、願いを込めて。「マンガ大賞2022」第3位にも輝いた『ひらやすみ』の真造圭伍氏、6年振りの短編集!!悪友との青春逃避行『ディパーチャー』極限状態でのノスタルジー『居酒屋内戦争』ボーイ・ミーツ・ギャルラブコメ『美術部の海野さんと山田くん』ゴミ屋敷一家の崩壊と絆『清水家のすべて。』居酒屋ドタバタ劇『いつでもフラッと飲める友達がほしいよ』宇宙人兄弟の生活記録『トーキョーエイリアンブラザーズ【後日談】』創作における挫折と哀愁『松本大洋になりたかったよ』そして、『ひらやすみ』創作に至る闘病エッセイ『悪性リンパ腫で入院した時のこと』など、単行本未収録だった、全8編を収録。煌めきと挫折と希望を詰め込んだ、センチメンタルな作品集!! 【編集担当からのおすすめ情報】 「マンガ大賞2022」第3位!!「TV Bros.主催ブロスコミックアワード 2021」大賞受賞!!「THE BEST MANGA 2022 このマンガを読め!」第3位!!などなど、漫画賞続々入賞&メディアでも話題な『ひらやすみ』の真造圭伍氏、6年振りの短編集!!『ひらやすみ』を描くまで。描いても描いても反応が無かったという紆余曲折の軌跡は、今振り返ると、キラキラと輝いていた。きっと、ずっと本棚に置いておきたくなる短編集です。同時発売の『ひらやすみ』最新4集と連動したプレゼント企画も実施中!!真造氏描き下ろし「絵はがき」が3名様に当たる!詳しくは単行本の帯を、ご確認ください。
感想・レビュー・書評
-
タイトルになるほどなぁと反応。
もっともっと自分が若いともっと共感度がアップしたのかもしれない。
全8話の短編集。
なかでも「清水家のすべて。」がいい。
どんな家族なんだ〜と思うのだが、けっしてお互い罵倒するわけでもなく、離れているわけではないと感じた。
すべてにおいて、投げ出さないのが良い。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
粒揃いで良い短編集。なんだか、センチメンタルな瞬間の切り取り方がうまい。ただ、短すぎる話よりも少し長いお話の方が味が出る気がする。キャラクターの心のちょっとした瞬間を描くのが上手いのだけど、掌編だとそれが1回分くらいしかない気がして。その意味で、「清水家のすべて」がちょうどよく、この本の中ではいちばんのお気に入り。
-
結局松本大洋になりたかった。
-
海野さんと山野くんが1番好きかな
でもやっぱり全部好き!
最後のあとがきを読んでやっぱり全部いい話だった
と思った -
今苦しいことばかりだから、救われた!
-
出版時、買い逃して、重い腰を上げ、3軒ほど本屋を巡りゲット。
本人が言うほど、スランプだったのだろうか?短編好きだからか、色々意味を作って読んじゃうから、面白いのかなぁ。
「居酒屋内戦争」「美術部の海野さんと山田くん」「松本大洋になりたかったよ」辺りは大好き。
巻末の「悪性リンパ腫で入院した時のこと」はコンビニで立ち読みした時、いたく感動した事を覚えている。創作の始まりに立ち会った気分がして、読者みよりを感じたンだろうか。