恋ひとつままならぬ (フラワーコミックスアルファ)

著者 : 和久原にこ

• 小学館サービス (2019年3月8日発売)

作品紹介・あらすじ

こんな会社で働きたい！極上オフィスラブ

恋愛に望むものは、ただひとつだけ…
それは、社外恋愛であること。

社内恋愛が原因で仕事も友人も失った颯人（はやと）。
ある日、理想の女性と運命の出会いを果たすが…？（「恋ひとつままならぬ」）

大人になっても、恋はちっともままならない。
だけどやっぱり、恋はいい！

極上オフィスラブ読みきり集！

＜その他収録作品＞
たった二文字じゃたりないくらい／恋愛防衛線のむこうがわ／ほんとの私が恋してる／私の恋するペンギン

感想・レビュー・書評

[ここPさんの感想 · 2019年4月29日]

作者さんが「恋の始まりに悶える主人公たちの短編集です」とおっしゃってたんだけど、そんな感じ。

「恋ひとつままならぬ」
マイエンジェルかわいい。清らかな心持ちで普段を過ごしていればきっとイケメンに見初められるのだと信じたくなる作品。

「たった二文字じゃ足りないくらい」
主人公の、わかってないのにわかったふりしてしまって焦るとこ、私もしちゃうからよくわかるので、無駄に感情移入して読んでしまった。井藤さんの「過去をいじらず未来で調整してください」って仕事の当たり方、すごくいいな。参考にしよう。てか井藤さん何もかもがいいな。

「恋愛防衛線のむこうがわ」
女の子慣れしてそうなイケメンと流されずに見極めたいがために上手く乗れない女子の話。このイケメンもスマートだなぁ。

「ほんとの私が恋してる」
これもかわいい話だな。きゅんとした。

「私の恋するペンギン」
この話だけ社外恋愛だな。何というか、似たような展開でこの辺で飽きてきた。かわいいんだけどね。嫌いじゃないんだけど。