悪し妻かたり (1) (フラワーコミックスアルファ)

著者 :
  • 小学館サービス
4.22
  • (10)
  • (8)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 108
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098710119

作品紹介・あらすじ

大海とむ最新作!歴史ファンタジーロマン!

蛇神の加護を受ける一族・荒廸(あらみち)家。
婚家に繁栄をもたらす荒廸の血を持ちながら、
“悪妻”と名高い娘がいた。

戦で夫を失い、国を攻め滅ぼされたその娘・水松女は、
夫の仇である若武者・加左吉次郎に娶られることとなり…!?

悪妻と呼ばれた娘、そしてそれを妻にむかえた変わり者。
暗君となるか、それとも名君として名を残すか?
不思議な縁で結ばれた夫婦の運命は―――

大海とむが贈る、歴史ファンタジーロマン第一巻!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 水松女さまのギャップにクラクラ!

    その出自から「蛇女」「蛇神の愛娘」と渾名され冷酷・非道・残虐など心無くロクでもない噂を立てられていた水松女は、嫁していた屋鉄家を攻め滅ぼした張本人である加左家次男・吉次郎宗清のもとへ正室として再嫁する事になる。
    加左家中には当然、水松女を好奇・忌避の対象と見なす向きが強いのだが、吉次郎は噂に惑わされない寛容さと公正さを併せ持った英君の器であった。
    …という導入。

    こちらとしても、てっきり暗くて非社交的でちょっと病んでるヒロインなのだろうかと思っていたら、タイトルと表紙とにすっかり騙されました。
    黒くて癖の強いウェーブがかった腰までの髪、強い印象の目元と整い過ぎた美貌からどことなく近寄り難さを感じたが、しかしてその正体は「智勇を備え領民思いで誠実」(p132)、しかもチャーミングなお姫様。


    さて、水松女と吉次郎の仲はどうなるのだろうか。
    子を生して蛇神の縛から解き放たれる事は出来るのか。
    新たに現れた側室候補のいとは物語にどんな波乱を巻き起こすのか?

    続きが読みたい!


    1刷
    2022.7.24

  • ちょっと、異色のヒロイン&なんと時代物!
    まあ、やたら和服出てきてたから違和感ないけども。
    男性に虐待されてきたみるめちゃん が殿に癒され、愛が育まれるのをゆっくり見守りたいという、これまでの大海とむ作品には珍しい展開です。楽しみです❗

  • 悪妻と謳われた妻の実態は……というお話。
    完全にフィクションだけど、なんとなく時代は戦国かな?みたいな。

  • “邪神の愛娘”と呼ばれる水松女(みるめ)は、“戦利品”として、招かれざる妻として、加左家の吉次郎と再婚した。
    距離を置こうとする水松女と、距離を詰めようとする吉次郎の今後が楽しみ。

  • これまでとは変わった雰囲気の表紙なので、悩むファンもいそう。ストーリーも絵も、とてもよかった。蜜夜婚のしっかりとして、落ち着いた雰囲気の女性が好きなら、読んで間違いなし。
    辛い境遇でも、優しく前向きに生きる姿は、癒されます。

  • ファンタジー

  • いとは奥方に懸想していると思ったけど違うよね(笑)

全9件中 1 - 9件を表示

大海とむの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×