- Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098717958
作品紹介・あらすじ
電子コミック150万DLのメガヒット作! 古風で地味でおとなしそうな女性…それが榛花の印象。幼い頃から親の手伝いばかり、結婚してからは夫に尽くす毎日。そんなある日、母が負傷し介護を要求されることに。反発する夫に、榛花の親は「離婚して帰ってこい」と榛花に告げる。しかし、それに榛花が返した言葉は、あまりにも予想外で強烈なものだった…!!電子コミックが口コミで大ブレイク!「親に対する感情、共感した」「母親目線の物語もあって感動した」「この結末は予想できなかった!」などの感想が殺到。累計1億円以上を売り上げた力作です! 【編集担当からのおすすめ情報】 「深夜のダメ恋図鑑」で既に大ブレイクしている尾崎先生、その秀逸すぎるギャグセンス故にコメディ作家と思われがちですが、先生の真髄は長編ストーリーにあります。大どんでん返しであっと言わせつつも、深い共感で感動させる本作、是非ご一読ください。「真綿の檻」シーズン2は姉系プチコミックで連載中です!
感想・レビュー・書評
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一方の見方だけでなく、相手の見方をするとこうなるのかというのが面白かった。
最初は弟の立場で見ていたから、せっかくのチャンスをなんで?って思ったけど。
それぞれに考えがあって本当のところは本人じゃなきゃ分からない。
自分自身もそうやって相手の気持ちも考えず、独りよがりで自分が正義と信じて疑わなかったことも多かったのではないか。
いろいろ考えさせられた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
電子で読んでいたけど、紙も買ってしまった。
一昔前(団塊の世代くらい?)は、女の人が結婚前の人間関係をリセットしたい場合「ごめんね、うちの人が〜」と言えば、角を立てずにフェードアウトできた、というのはあったと思う。
夫婦生活の実態がどうあれ、「大変ね〜」と言われ、「なら仕方ないよね」ってなってた。
今だとモラハラを疑われかねないよね。
でも、夫婦の形はそれぞれなので、SOSを求められてないのに周囲があれこれ言うのも、余計なお世話感ある。
併録の「ハッピーエンドの裏事情」もなかなかでした。 -
うちの両親はアラ80なんです。親戚もそんな感じ。そして、鹿児島県人です。男尊女卑なんて古い時代のような感じがするこのご時世ですが、うちの親世代はしっかりとそれが残っていると思います。親戚の集まりでは、必ず女の子たちは手伝いに駆り出され、その中でも1番上だった私はその筆頭でしたね。親からすれば、それが普通なんだよなぁと思いつつも、そんなのは私ら世代で終わりだろうと。でもね、きっと田舎ではそんな風習?はまだあるんですよ。長女だから、長男だから当たり前のことだろう、ではすまない世の中ですよ。
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ピッコマ
TikTokでちょっと紹介されてて面白そうだったので。
人の見えるところは一つではなく、見方を変えると全く違うものが見えてくるのね。
深夜のダメ恋図鑑の人が書くダメ男って、本当に笑えないダメっぷりなので、ご本人の体験談なのかしらと心配になってしまう。
弟嫁は真実を知る日がくるんだろうか… -
ある夫婦の様子を複数人の視点で描く。
下げて上げるやつ。 -
先日『毒になる親』を読み終えたばかりだったからか、より感情移入(?)して読んでしまった。
はるかが自分の城を守る気持ち、やすえが自分の毒に気づいて『進化』した時の気持ちを考えたらなんだかうるっとしてしまった。
もう1話のハッピーエンドの裏事情も良かった。悪役風に書かれた彼女にももちろん彼女の人生と思いと事情があるよね。それぞれが幸せになれるといいよね。 -
広告で続きが気になり購入。
ダメ恋図鑑も読んでいたので。
視点が変わって物語の内容や展開、こちらの受け止め方が変わるのはおもしろい。叙述トリックのよう。最後ハッピーエンドな感じにまとまったのは読後感良い。女性は共感しやすいけど、男性から読むとどうなんだろうか。ダメ恋図鑑でも思ったけど。女性側に都合の良い展開ーって思われるんだろうか。 -
良かったです。思っていることと他人が思うことの差。主観と客観は事程左様に違うものなのだと。