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本 ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784101040226
作品紹介・あらすじ
気鋭のゲームクリエーターになった32歳の光太。自社のゲームが不祥事に見舞われるが、チュベローズ時代の仲間たちの助けを借りて、事態は会社を罠に嵌めようとする組織の裏工作だと突き止める。上司の八千草とともに収拾に奔走する一方、光太は美津子の甥であるユースケとともに、彼女をめぐる真相に向き合うことになる――。衝撃とカタルシスに溺れるジェットコースター・ミステリ、完結編。
感想・レビュー・書評
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10年後の、光太AGE32。入社したゲーム会社で順調に成果を上げ続け、ゲーム界の寵児となっていく。反するように、家族とは疎遠になっていたりする。妹さんの失踪や新宿女子高生連続失踪事件など、前半は、軽めのミステリーを絡めてくる。
AEG22で自殺した女性が、後半からのミステリーの中核。彼女の死の真相を突き止めたい甥と光太がたどり着いた真実。
意欲的な発想のミステリーですよ。設定が2025年という近未来。すこーし今の日本より技術革新されていますよ。その辺を了承すれば、彼女のラストの記録は面白いし、近未来でも女性の感情は同じかな、とかは思う。ちょっと強引かなー。 -
テンポの良さに、怒涛の展開に、あっという間に読んでしまう。
カオスで狂った真相発覚シーンに心臓がバクバク。
美津子の本当の気持ちに胸がギュッとなる。-
ゆっきーさん、こんばんは♪
この疾走感たまらないですよね。
アイドルとの二足の草鞋、この才能が羨ましいです。ゆっきーさん、こんばんは♪
この疾走感たまらないですよね。
アイドルとの二足の草鞋、この才能が羨ましいです。2024/03/17 -
☆ヒボさま☆
こんにちは(^○^)
ずっと疾走感を保ちながら、さらに展開が刺激的で圧倒されますね…!
アイドルだけでもすごいのに、本格的に作...☆ヒボさま☆
こんにちは(^○^)
ずっと疾走感を保ちながら、さらに展開が刺激的で圧倒されますね…!
アイドルだけでもすごいのに、本格的に作家として成立している多才ぶり、本当にすごいです(*_*)2024/03/18
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何なんだ、これは。ホストの人生話くらいに思っていたのに、想像の遥か斜め上を行ったぞ。
幾重にも重なった怒涛の伏線に驚愕しつつ、読む手は止まらず後半ノンストップ。人のおぞましさが色濃く描かれていて、読了後にこんなに怖さを覚えた作品は久しぶり。
内容は共感しがたいけれど、まるでお芝居を観ているような感覚になる表現力に拍手を送りたい。いつか著者のハッピーな明るい作品も読んでみたい。 -
AGE22では単なる人間ドラマかと思っていたのだけれど、AGE32では思わぬ展開に面白く読み進めました。
最初のうちは男目線というか主人公も含め乱暴で激しい感じで描かれていて全く共感できなかったけれど、美津子の過去や心情が明らかになり納得できて、なるほど…となりました。ラストがよかった。 -
❇︎
チュベローズで待ってる age32
あれから約10年、当たり前に手の中にあった
ものは指の隙間からこぼれ落ちて無くなり、
実績とキャリアが光太の足元を固めていた。
想像外の展開と思いがけない結末。
age22と32を続けて読めてよかったです。
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『チュベローズで待ってる』の下巻。
上巻から10年後、ゲーム会社に就職したところから物語が始まる。
この『AGE32』は、しっかりミステリー。
だけど、近未来的な設定や恋愛要素、ゲーム業界の仕事の話と、まさにてんこ盛り!
正直、上巻にあたる『AGE22』で「こんなに前振りいる?」と思っていた部分もありました。
就活の話もあるけれど、ホストの話が中心で、序章で1冊な印象。
けど、『AGE32』で大どんでん返し!
先が気になって一気に読んでしまいました。
久しぶりに事件の顛末に、「おぉ〜!」と言った気がしました。
読んでて「その設定はなぜ?」と引っかかる部分も綺麗に伏線回収。
ラストは切ない気持ちが残ります。
やるな、シゲ! -
前編?のほうがよかったかも。
なんか、オチが衝撃的すぎた。
あと少し不快感がある表現が多かったかな
気持ち悪くなるような。
1が結構面白かったから、☆3で。 -
もちろん展開は面白かったけれど、個人的にはストレートに決めて欲しかった感じ若干ある。
著者プロフィール
加藤シゲアキの作品





