まちがい栄養学 続 (新潮文庫 か 21-2)

著者 :
  • 新潮社
5.00
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 10
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101090122

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「続まちがい栄養学」5

    著者 川島四郎
    出版 新潮社

    p187より引用
    “「金さえあれば、どこからでも食物は買える」
    という安易な気持ちが、
    政府にも企業家にも一般消費者にもある。”

    食糧学者である著者による、
    食物と栄養に関する問題に答える一冊。
    普段食べている物から世界的食糧問題に関してまで、
    著者の信念に基づいた説が書かれています。

    上記の引用は、
    大豆に関する項の中の一文。
    この本の初出は昭和48年、
    大豆の輸出規制をされた事に対しての著者の意見。
    これほど昔から言われていることですが、
    自分も含めまったく反省していない様子です。
    いつ何時どこで食糧生産が出来なくなるか、
    今年はこの事を本気で考えざるをえない出来事がありました。
    作れなくなった分を輸入できなくなる事を踏まえて、
    今以上食糧生産を減らす事のないようにしたいものです。
    具体的にどうすればよいかについて、
    それほど良いアイデアがあるわけではありませんが、
    消費者としてはもう少し、
    食料品に対するお金の使い方を考えたいと思います。
    自分の身近な生産者を支えるような買い物の仕方を、
    今より少し多く出来るように、
    日々の買い物の時に気を付けたいと思います。

    ーーーーー

  • 100422(s)

全2件中 1 - 2件を表示

川島四郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×