モーツァルト: 作曲家の物語 (新潮文庫 ひ 40-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101202662

作品紹介・あらすじ

音楽に天賦の才を持ち、「トルコ行進曲」、オペラ「フィガロの結婚」、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」など、心に残る数々の名曲を生み出したモーツァルト。父親とともにヨーロッパの宮廷を歴訪し、喝采と称賛を浴びた神童時代から、病と困窮のうちに死を迎えた不遇の晩年まで――豊富な資料と綿密な現地取材で描く、作曲家の波瀾の生涯。『モーツァルト-美しき光と影-』改題。

感想・レビュー・書評

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  • モーツアルトの伝記。音楽の神童として知られるが、それ以外は知らなかった。特に貧しい生活が続いたこと、家族が、そして妻がどんな人だったかということ。2019.9.13

  • 170205図

  • 面白かった。作曲家の物語シリーズ。モーツァルトの本は相当数読んでるが、いつもの"何年にどの曲が作曲され…"というのではなく、本当に物語りなので楽しく読めた。次のベートーベンも楽しみ。それにしてもコンスタンツェは憎たらしい。

  • モーツァルト‥‥父親に連れられて旅をして神童と呼ばれた時代。母を連れ旅を始めた青年の時‥‥結婚から不遇の晩年へ。
    この時代の音楽家は音楽の才能とは別に世渡りの才能が無いと売れなかったんですね。別の時代に生まれていたら‥‥いやいやそれは言ってもしかたないこと。

  • 生活状況はよく分かったが、作品との関連が今ひとつ明らかでなかったので、知的なおもしろさはなかった。

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著者プロフィール

■著者について
ひの まどか
音楽作家。東京生まれ。東京藝術大学器楽科(ヴァイオリン専攻)卒業。東京ゾリステンほかでヴァイオリニストとして活躍。東京藝術大学、故小泉文夫教授の下で民族音楽を研究。その後、作曲家の伝記や小説、音楽解説などの執筆活動に入る。現地取材がモットーで、「作曲家の物語シリーズ」(リブリオ出版・児童福祉文化賞を2度受賞)は全20巻中、19巻を手がけた。主な著書に『星の国のアリア』(講談社)、『総統のストラディヴァリ』(マガジンハウス)、『戦火のシンフォニー』(新潮社・第25回新日鐵住金音楽賞特別賞)。原案・監修に「学研 音楽まんがシリーズ」などがある。

「2020年 『音楽家の伝記 はじめに読む1冊 チャイコフスキー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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