闇の楽園 (新潮文庫 と 14-2)

著者 :
  • 新潮社
3.30
  • (7)
  • (24)
  • (52)
  • (5)
  • (3)
本棚登録 : 176
感想 : 28
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (711ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101248325

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 村おこしのテーマパークの話かと思いきや
    登場人物の半分くらいがおかしい人でした。

  • 宗教団体に関わる登場人物がほんとにいそうなリアル感。
    集団心理ってこわい。なー。
    その他の登場人物の背景も現実感があって、物語とリアルのちょうどいい加減と、話しのリズム感、スピード感がどんどん読み進められる一冊だった。
    初めて読む著者だったが、他の作品も読んでみたい。

  • 思い出すだけで身の毛もよだつ本。
    登場人物の壊れ方が、他の戸梶作品よりも抜きん出てる。
    読んだら、前世がどうこう言う人とは仲良くしたくなくなる…

  • 舞台は、長野県。
    こんなゴーストタウンのある町なんて無いと思う・・・って思いながら読んじゃダメ。

  • 入門です。1冊目です。

  • 戸梶作品に共通する「スピード感」と「ギャグ」は存在するのだけど、
    ストーリーは私好みではなかったです。
    紹介文は良かったんだけどなぁ…。

  • スピード感が半端じゃなく心地良い。

  • 【2005.06.08.Wed】
    長野県坂巻町での町興しとして「坂巻ダークランド」の建設が決定した。それを阻止しようとするカルト教団真道学院の動き。様々な人物が入り乱れて、水面下での戦いを繰り広げてゆく。それぞれのキャラクターがしっかりと描かれている為、自然とその仲間に入ってゆくことが出来る。最後の直接対決までの布石も順序良く、丁寧に置かれている。多くの登場人物の視点で入れ替わり構成されているにもかかわらず、とても読みやすく、わかりやすいのも特徴だ。カルト教団と町興しがテーマというのも現代の時代を象徴しているようである。

  • 町おこし×新興宗教
    教祖の右腕の人が上手くつかめなかった

  • いろんな思惑が渦巻き、いろんな人が巻き込まれる。ストーリー的には村おこしの公募でお化け屋敷のテーマパークを採用するんですが、建設予定地の土地をめぐって新興宗教やごみの不法投棄などいろいろな問題が争いそれぞれの目的が重なり事件が起きていくといった感じです。少し過激な描写もありますがおおむね楽しめました。しかし高尚なものとはいえませんでのご注意を。

全28件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1968年東京生まれ。学習院大学文学部卒。98年『闇の楽園』で第3回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。作家活動と並行して『Jの利用法』ほか自主製作映画4本を監督。イラスト、写真、クレイアートにも才能を発揮する。

「2013年 『劣化刑事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

戸梶圭太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×