- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101255286
感想・レビュー・書評
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著者によるエッセー集。
特に「花」のある人の「花」について考察が印象的だった。 とびきり絢爛な魅力はいらない、土壁に映える一輪でいいのである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
40代、50代のエッセイ集。時代的には、昭和の終わりから平成の始めくらいでしょう。なかなか今でも読み応えのある部分はある。いい時間を過ごせました。
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タカシ節ってあるとおもいます。
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ひさびさに阿刀田さんの本を読んだけど、相変わらず読みやすい。著者四、五十代のときにかかれたエッセイを集めたもの。
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殺し文句というより名言集。面白い。
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阿刀田氏の本。2004年。ショートショート、エッセイ集である。
非常に短い話を独特の丸い感覚でまとめている。読んでいるときは面白く心地よい。読後は内容をすっかり忘れてしまう。リラックスに最適。 -
阿刀田高のエッセーは敷居が低い。気軽に読める。
だが、その文章は知識の広さと深さ、そして角度をもった視点を持つ者だけが書けるものだ。
この本は複数のテーマを扱ったエッセー。
なかでも表題の「殺し文句の研究」は秀逸。
ボールペンで線を引きながら読むのだが、つぎつぎ飛び出す「殺し文句」の数々に線を引きっぱなしだった。
いつか使いたい文句や自分では使いこなせない文句が満載。
また文筆業に憧れている人は「作家の企業秘密」を読んでみて欲しい。
大いに参考になるのでは? -
小説家の生活や事情を綴ったエッセイ。
表題の“殺し文句”とは、男女間におけるものだけでなくて、広告や小説、映画など、人を惹き付ける文句のこと。文章に関わる方以外でも、興味深く読めると思います。実際に使えるかどうかは別として、とても面白かった! -
この本で初めてオリジナルの小説も書く作家なんだと知りました。ギリシャ神話とか新約聖書とか旧約聖書とかをわかりやすく小説で紹介する人だとばかり思っていたのに。軽妙な語り口で重くならずに軽ーく読めました。「顔がきらいだ」が面白かった。
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学校の図書室で題名に惹かれて、そして何故か自分で購入(借りろよ)ぶっちゃけあんまり内容覚えてないんですが、行方不明で確かめようがないとか……さ、探してきます!取り敢えず覚えてるのは、一番最初の話は自伝っぽかったって所。