日本の聖域 アンタッチャブル (新潮文庫)

制作 : 「選択」編集部 
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101272429

感想・レビュー・書評

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  • 3.11以降の記事が中心なので、地震と原発がらみが多いが、新聞休刊日の裏事情は知らなかった。

  • 日本の聖域 シリーズ 第二弾

    ★厚労省「薬系技官」 薬害はまた起こる
    ★児童相談所 虐待死防げぬ「社会の暗部」
    ★「法螺吹き」気象庁 誰も責任取らない「技官の園」
    ★新聞休刊日 「一斉は偶然の一致」で押し通す
    ★東海道新幹線 「安全神話」に陰り
    ★犯罪被害者の会 「厳罰化」に走るのは果たして健全か
    ★日本赤十字社 血液事業「独占」で利権の巣窟に
    ★米軍「横田空域」 返ってこない空
    ★偽装農家 日本の農業を蝕む元凶
    ★公安調査庁 存在意義のない「無能官庁」
    ★箱根駅伝 歪んでしまった「国民的行事」
    ★NHKと相撲協会 腐敗の「共同正犯」
    ★「地震予知」という大嘘 科学者の「良心」が問われている
    ★原子力村 解体は至難
    ★「主犯GE」フクシマの罪 米政府を後ろ盾に傍若無人
    ★世論調査 政治を劣化させる「魔物」
    ★福島を食い物にする「被曝医療」 御用学者のやりたい放題
    ★記者クラブ制度 これでは真実は伝わらない
    ★利権と化した「除染事業」 まんまと焼け太る「原子力村」
    ★ままならぬ「尊厳死」 病院では安らかに死ねない
    ★「宝くじ」の闇 総務官僚が公然とピンハネ
    ★子どもたちの被曝 行政の無能で拡大する「人災」
    ★東京大学地震研究所 狼少年どころか今や「恐喝屋」
    ★行政委員 利権と化した現代の「名誉職」
    ★在沖縄海兵隊 「移転」でも土地は返らず負担も減らず

  • 「ダムなら二千億、空港は五千億、原発なら一基で六千億だ」日本の原発利権をよく知る中堅ゼネコン元会長の発言(P188参照)国民の総意とは裏腹に、利権に巣くう闇の力を阻止することはできそうにない。民衆のなんと非力なことか…

  • 少数意見の尊重

  • 時期的に原発関連(原子力,医療,地震)が多い。仕組みとして澱みが生じるのが官僚組織か。人の質を上げれば良くなるのか,そもそも仕組みが腐敗を生じさせるのか。どちらもか。仕組みを守ろうとすれば変えようとする力は早めに摘みとろうとするだろう。義はどちらにもある。どちらに説得されるかが問題か。
    自然が時に猛威をふるい全てをご破算にするのは,システムを固定しない自然の仕組みなのかもしれない。
    個体レベル,社会レベル,歴史レベル,宇宙レベルで同じことが生じているのだと思う。

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