- Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101283517
作品紹介・あらすじ
日本を代表する3行の合併で華々しく誕生した巨大銀行・みずほは、しかし、開業直後のシステムトラブルを皮切りに、史上最大の巨額赤字や不良債権問題で、国有化寸前の窮状に追い込まれる。しかも、対等合併の裏側で足の引っ張り合いも繰り広げられ、政治家は思惑で銀行の命運を左右しようとする。メガバンクの危機を追求し、銀行なるものの実態に迫る、迫真のノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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◼︎2014/09/14 読了
◼︎序章沈みっぱなしの巨艦という名前からしても、最初からみずほを糾弾する論調。
◼︎ジャーナリズムを標榜するなら、もう少し冷静さがほしい。
◼︎客観的なデータも不足していて、定性的な評価が多い。
◼︎経営者や政治家の人間性観察の本だと思えば面白い。そうだったのか、と思うことも多い。
◼︎途中、小泉政権の動きの描写があり面白いのだが、みずほとは関係ない。
◼︎みずほはなぜ経営がうまくいかないのか、という視点でこの本を買ったが、みずほの経営陣、特に前田氏のことばかり書いてあり、組織課題や戦略・戦術の課題がわからず、ほんの一部の回答しか得られなかった。
そのテーマでの回答は得られなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
みずほのダメダメさとジャパンのgdgdは同質っての一理あるね。
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国に近づけば近づく組織ほどやりにいくいんだろうなぁ。
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2003年4月刊行本の文庫版。