天国からのラブレター (新潮文庫 も 32-1)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101305516

感想・レビュー・書評

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  • あのなんだっけ子供と奥さんが変な青年(?)に殺された今後の本だって。
    あの帯(?)の言葉が心に残ったw

  • こんな恋愛をしてたんだ。。。

  • 多くの人々の記憶に残ってるであろう殺人事件の被害者夫婦の間で交わされた日記と手紙。<br>
    2人は18才で出会い、遠距離恋愛を経て、子を授かり結婚し、少しずつ家庭を築き上げていました。<br>
    その様子がしっかりと文章に残っています。<br>
    2人の間でやり取りされていた文章ですから、読者にしてみれば取るに足らない内容でしょう。でもだからこそ、ある事を読み手に痛感させられてしまうのです。
    <br>
    <br>
    残虐な事件は些細な日常生活の中で起きる事。<br>
    犯罪被害者にあるひ突然なってしまう事。
    <br><br>
    お互い相手が好きで好きで、付き合って間もない頃から結婚を誓い合って、一緒に年をとっていけたらいいなと夢見ていた2人はもうその夢を叶えられないのです。<br>手紙のやり取りから彼らが本当に普通の幸せな恋人同士(後に夫婦になりますが)だったと伝わるのですが、そんな普通のカップルがある日突然引き裂かれてしまう、というのを物凄く感じました。
    <br><br>
    2人の赤ちゃんがもうすぐ1才になろうとする春から始められた交換日記は、書き始めの頃からずっと、その日見たテレビの話、これを買ったという報告、これを買いたいという相談、娘が日々大きくなっていく様子などで長々と綴られていたのに、命を奪われた日の日記はたったの2行で終わっていました。
    この日記と手紙が物語る事はあまりにも多いと思います。

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