黒い報告書 インモラル (新潮文庫 し 62-5)

著者 :
制作 : 週刊新潮編集部 
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101310077

作品紹介・あらすじ

セックスに溺れ、金に惑わされる男と女が堕ちていく奈落の底は-。母親を殺したストーカーに誘拐された女の絶望。SM不倫を続けるエリート弁護士が陥った戦慄の罠。レズビアンのOLたちが嵌った異様な三角関係。個人面接と騙し、アイドル志望の娘の肉体を弄ぶ芸能プロ社長。実際の事件をもとに描く「週刊新潮」の人気連載から、特に刺激的でエロティックな17編を集めた傑作選。

感想・レビュー・書評

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  • P271

  • 「週刊新潮」の連載企画から、特に刺激的でエロティックな作品を集めた傑作選。
    理性を失い、欲望のために犯罪に走る男と女。人生の頂点は、儚く脆い砂の器のようである。愚かと馬鹿にできない。これらは全て私たちの真実である。

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著者プロフィール

1952年、東京生まれ。一橋大学社会学部卒業後、

読売新聞記者を経て執筆活動に入る。1986年に

新聞社の舞台裏を克明に描いた『メディアの興

亡』(文春文庫)で大宅壮一ノンフィクション

賞を受賞。1996年、『兵士に聞け』(小学館文

庫)で新潮学芸賞を受賞。以後、『兵士を見よ』

『兵士を追え』(共に小学館文庫)『兵士は起つ

 自衛隊史上最大の作戦』(扶桑社新書)と続く

「兵士シリーズ」を刊行。7作目『兵士に聞け 

最終章』(新潮文庫)で一旦完結。その後、2019

年より月刊『MAMOR』で、「兵士シリーズ令和

伝 女性自衛官たち」の連載を開始。ほかに小説

『汐留川』『言問橋』(共に文藝春秋)、『デルタ

 陸自「影」の兵士たち』(新潮社)、

『OKI囚われの国』(扶桑社)など著書多数。

「2022年 『私は自衛官 九つの彼女たちの物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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