夜より深く (新潮文庫 く 37-2)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101335421

作品紹介・あらすじ

東北のホテルで働く梶谷は、同僚のベルガール・有希子と不倫関係に陥る。密会を重ねるうち、職場の宴会場での情事がバレ、仕事も家庭も失ってしまう。逃避先の沖縄で、束の間、酒と女に溺れる梶谷だが、再出発を誓って故郷東京へと舞い戻った。一軒家を借り上げて駆け込み寺にし、ネットの掲示板で知り合った家出妻たちと究極のハーレムを築き上げるのだが…。オリジナル官能長編。

感想・レビュー・書評

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  •  若いときは「自分探し」で思い悩み、中年に近づくと「自分を見失うことの大切さ」を思い知らされる(P120参照)自分を見失うことって、何かに熱狂したいってことかな、だったらライブへ行けばいいんだよ。やってることのリスクがおおきい、そこがまたスリリングで楽しいっていうならジャンキーと変わらない、って大衆はいってる(笑 作家さんは官能小説分類だけど普通に面白い、そこそこ落ちもあり今回も楽しめた。

  • いやー、こういう話だとは思わなかった。フランス書院文庫にもなかなかハードではありました。ひけをとらないという。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    東北のホテルで働く梶谷は、同僚のベルガール・有希子と不倫関係に陥る。密会を重ねるうち、職場の宴会場での情事がバレ、仕事も家庭も失ってしまう。逃避先の沖縄で、束の間、酒と女に溺れる梶谷だが、再出発を誓って故郷東京へと舞い戻った。一軒家を借り上げて駆け込み寺にし、ネットの掲示板で知り合った家出妻たちと究極のハーレムを築き上げるのだが…。オリジナル官能長編。

  • いつものこの作者らしい作品。あらすじからするとハーレムもののようにも思えるけど、ハーレム状態になるのは終盤になってからで、あまりハーレムもの的な味わいが楽しめる内容ではなかった。

  • 読んでて笑えてくる本。
    ここまでいいようにコロコロとセックスが出来るという内容で進んでいくと単なるコントの世界に思えてくる。
    もちろん小説なのでそういった世界観も当たり前なのだが。
    個人的にはもっと恋愛感情を絡めた、人間味のある要素もあれば楽しめたかなと思う。

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著者プロフィール

1967年東京都生まれ。日本大学芸術学部中退。シナリオライターを経て、2004年『ふしだら天使』で官能小説家としてデビュー。05年『桃色リクルートガール』、10年『どうしようもない恋の唄』で官能文庫大賞を受賞。18年、第1回裏八重洲本大賞受賞。

「2023年 『「私鉄沿線」人妻専科』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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