- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101802244
作品紹介・あらすじ
勝つぞ、ながとろ! 四人で目指す優勝。スター選手、蘭子にスカウトされてペアを組むことになった恵梨香。二人は圧倒的な記録を叩き出し、日本代表選手と目される。努力を重ねる希衣もまた、親友でライバルでもある千帆の実力に迫りつつあった。一方、初心者だった舞奈もいよいよ大会デビュー。ついにカヌー部女子四人揃ってフォア競技に挑むことに! 新入生も加入、新たなステージを迎える熱く切ない青春部活小説第四弾。
感想・レビュー・書評
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読書記録 2023.7
#君と漕ぐ 4巻
#武田綾乃
ひとつのシーンが終わるとき、それぞれの感情を映し出すように、風や空や川、表情、身体の動きが印象的に描かれるところが好きだ。時に台詞よりも彼女たちの気持ちを雄弁に物語る。
次は最終巻、それぞれが目指す道を見つけ始めた4人。でも長とろ高校カヌー部として彼女たちが目指すゴールを見届けたい。
#読書好きな人と繋がりたい
#読了 -
「君と漕ぐ」──このタイトルの意味が巻を追うごとに意味を変えていくのがとても良い。
主人公の心情に深く深く感情移入してしまい、最後はどうしても泣いてしまった。 -
なんとも爽快!
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主人公たちの成長を見届けたい、読み進めるほどに入り込んでしまう話です。安心して見てられると言うよりは、ドキドキするけどラストには上手く行くと信じたい、そんなところが惹きつけられるんだと思います。
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2022.01.14読了。夢中になって入浴中でも持ち込んで読んでいました。
さまざまな風景を素敵な言葉にして、嫌味がない表現。毎度目に浮かぶようです。
私の故郷の埼玉には海は無いですが、川があるんです。綺麗で時に荒く、季節ごとに色を変えて、私の青春の側には川があっとことを懐かしく思いました。 -
2021/12/10 読了。
図書館から。 -
何だかあっという間に(物語の中で)1年が過ぎた感覚。
しかし、4冊で1年だから小説としてペースが決して早いわけではない。
読み終えて想うのは、多分、私が読みたいのは“部活”なのだと思う。
物語としてはとても読みやすいのだけど、部活としては不完全燃焼。もっと色々あったはずで、その部分をもっと感じたかったのだと思う。