- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101802534
作品紹介・あらすじ
転生薬剤師×巫女 異世界の病、治します。幽世(かくりよ)。鬼や神霊などの「怪異」と人が共存する異世界に偶然迷い込んだ空洞淵霧瑚(うろぶちきりこ)は、漢方診療科の薬剤師という経験を生かし、街で起きた不可解な「吸血鬼」事件を解決に導く。そして、そこで出会った巫女・御巫綺翠(みかなぎきすい)の勧めに従い、慣れない異界暮らしを始めるが、今度は「神の子が宿る」伝承がある村から、助けを求められ……。現役薬剤師が描く漢方×異世界×医療ミステリー、第2弾。
感想・レビュー・書評
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根源怪異と感染怪異という考え方が奇妙で面白い。周りの人々にその考えや思いが浸透してしまうと、本人にあずかり知らないうちに変容してしまう。迷惑な話だが、実際の世の中でもそんな現象がありそうで怖いなあ。神の子が処女解任するという村に世話焼きモードで乗り込んでいく漢方薬剤師の空洞淵霧瑚と巫女・綺翠。へなへなしながらも頑張って問題を解決しようとする霧瑚とツンデレ綺翠がいいねえ。
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シリーズ2作目。
もちろんファンタジーなのですが、病とかは現実に通じるところもあるので、面白いです。
2人の仲が徐々に。 -
最後のあやつ等はゾッとするよね。。。
ミズチ様という神を信仰している村で起こる怪異。
それを解決しにゆく2人。
ストーリーの展開は大体1巻と同じ。
なんか最近読む本に怪異モノ、増えたな。。。
槐がいいキャラなので楽しみ
2023.8.5
122 -
シリーズ2作目。好きな人にはゴメンナサイ<(_ _)>
2冊購入したので、読むしかなかった。
今回も、薬剤師の「薬」も漢方も出てこなければ、
大好きな蘊蓄すら出ない。
漢方の処方を漢字で羅列されてもわからない。
無駄な描写に行数を取るよりも、わかりやすい解説を
入れて欲しい。薬剤師なんでしょ?
今回は、別の村から助けを求められ、薬剤師と巫女が
助けに行く話だったけど、やはりキャラが弱すぎる。
連想するのが「夏目」や「ネガレアリテ」だった。
右目の描写がね・・・
「ガリレオ」もあったなぁ。
最後の方は「薬屋のひとりごと」のネタと
「不機嫌なモノノケ庵」のキャラだったりする。
何が嫌って、不要な描写が多くてクドイ。
別の意味でストレスでした。 -
はまってきた!
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主人公の名前をたびたび忘れてしまって
なんて読むんだっけ?
って、ほかのキャラもなんて読み方だっけ?って読む手が止まってしまうことがあるが面白い
感染怪異、根源怪異
設定について把握してないと完全に置いてけぼりになりますが
僕は一巻が好きだなぁ -
1巻に続き、一挙に読み切ってしまった。
2巻は「女性に神の子が宿る」伝承がある村のお話。
2巻を読み終えて、月詠の印象が変わった。また、苦難を乗り越える決意や覚悟といった、人の深い部分を的確に描写しており、自分が当事者になったかのように感じられ、物語に引き込まれた。 -
前回は吸血鬼、今回は神の子を宿す娘。伝説をベースにした症状の謎を解く。
物語としては良いのだけれど、リアリティーは薄い。
なぜ異界に転移させられたかの謎は深まるばかり。さて、何が待っているのだろうか?